例文・使い方一覧でみる「驚くほどの」の意味

...少しは驚くほどのものを買ってちょうだい... 少しは驚くほどのものを買ってちょうだいの読み方
有島武郎「或る女」

...私にとっては驚くほどの多額でした... 私にとっては驚くほどの多額でしたの読み方
上村松園「最初の出品画」

...驚くほどの力の出るのは何故であろうか... 驚くほどの力の出るのは何故であろうかの読み方
大隈重信「我輩は何故いつまでもすべてに於て衰えぬか」

...私自身も驚くほどの長湯... 私自身も驚くほどの長湯の読み方
種田山頭火「旅日記」

...一人の方は驚くほどの小男で... 一人の方は驚くほどの小男での読み方
チェスタートン　Chesterton 直木三十五訳「見えざる人」

...驚くほどの力が籠っていた... 驚くほどの力が籠っていたの読み方
豊島与志雄「幻の彼方」

...神の存在を知っている者にとっては奇跡は別に驚くほどの事件ではない...
永井隆「ロザリオの鎖」

...驚くほどの気力も... 驚くほどの気力もの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...人の驚くほどの身上（しんしやう）を拵（こし）へました」「手代の喜三郎は？」「遠縁の者でございます... 人の驚くほどの身上を拵へました」「手代の喜三郎は？」「遠縁の者でございますの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...驚くほどの混雑で... 驚くほどの混雑での読み方
林芙美子「浮雲」

...最近の出来事は驚くほどの進展を見せて私を驚かせ... 最近の出来事は驚くほどの進展を見せて私を驚かせの読み方
エドガー・アラン・ポー　Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳「マリー・ロジェエの怪事件」

...『別に驚くほどのことはないわ... 『別に驚くほどのことはないわの読み方
ナサニエル・ホーソン　Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」

...我ながら拙（つたな）し卑（いや）しと驚くほどの句なるべし... 我ながら拙し卑しと驚くほどの句なるべしの読み方
正岡子規「俳諧大要」

...驚くほどのおじやを煮た... 驚くほどのおじやを煮たの読み方
宮本百合子「或る日」

...吾れ乍ら驚くほどの数字である... 吾れ乍ら驚くほどの数字であるの読み方
柳宗悦「和紙十年」

...今往ってみるとそう驚くほどの奥山家でもなさそうである... 今往ってみるとそう驚くほどの奥山家でもなさそうであるの読み方
柳田國男「地名の研究」

...自分でも驚くほどの才能を発揮し初めたものです... 自分でも驚くほどの才能を発揮し初めたものですの読み方
夢野久作「キチガイ地獄」

...周囲の人々の驚くほどの優遇を受けた... 周囲の人々の驚くほどの優遇を受けたの読み方
和辻哲郎「鎖国」

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