...君は実に驚くべき保護色に包まれて...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...なんという驚くべきことであろう...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...耶蘇教義との間に於て驚くべき同似點を發見したり...
イー、エー、ゴルドン 高楠順次郎訳 「弘法大師と景教との關係」
...数理に関する彼の所得は学校の教程などとは無関係に驚くべき速度で増大した...
寺田寅彦 「アインシュタイン」
...父が幾多の剣撃を与えまた受けたあの驚くべき戦闘で...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それは驚くべき腕ざわりで...
中里介山 「大菩薩峠」
...私は私の驚くべき神經の Tremolo から色色な奇蹟を見る...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...実に驚くべきことにて...
福沢諭吉 「文明教育論」
...実に驚くべき力を用いた証拠がもう一つあるのを見よう...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「モルグ街の殺人事件」
...こんな驚くべきことは分らなかったでしょう...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...カトリーナが驚くべき内容を暴露すれば...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...大戦当時の陸軍大臣メサミイ元帥―― Messimy から驚くべき告白を取った...
牧逸馬 「戦雲を駆る女怪」
...まつたく彼にとつては新しく驚くべき種類の嫉妬を...
牧野信一 「秋晴れの日」
...その設立より一七八六年に至るまでの二十年間にここで生じた驚くべき小児死亡を報告している...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...ホイットマンが驚くべき幅(ひろ)さと深さとで歌ったあの‘Open Road’である...
柳宗悦 「工藝の道」
...その事自身がすでに驚くべき変遷であった...
柳田国男 「木綿以前の事」
...驚くべきを見顕(みあら)はさずに...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...その盛大なことはまことに驚くべきである...
和辻哲郎 「鎖国」
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