...橋に勾配あるゆえ車は跡へガタガタと下るに車夫は驚き...
饗庭篁村 「良夜」
...その店を出ると、そんなことを云ふなと止めたくせに女装の男が先に立つて、問ひもせぬに小説家に語つた所によると、――もう二年前にもなるが、その秋のちやうど夕飯頃、あの店が粥を食ふ零落者で混んでゐた時、ある男が(外套は、あら、田辺音松や、やつぱりわいの友だちや、と云つた)――その田辺が二銭払つて出ようとすると、主人は三銭置いて行けと請求し、何故かと聞けば、一銭の漬物を食つたから、と云ふので、田辺は驚き、いや、そんな覚えはない、と云ひ張り、この漬物皿は横にゐたやつが平げたのやと述べたが、主人は更に聞き入れず「食つた」「食はぬ」と争ひになり、果は、田辺がどんと胸をつかれると、悪いことに空き腹がつづいて力の抜けてゐた彼は、そのまま仰向けに倒れて敷石で頭を打ち――そして、もう二度と動かなかつたのである...
武田麟太郎 「釜ヶ崎」
...一寸、驚きでしょうね...
外村繁 「日を愛しむ」
...ようやく眼をあいて見て驚きました...
中里介山 「大菩薩峠」
...怪しみと驚きの表情をしたのでしょうが...
中里介山 「大菩薩峠」
...一時案外(あんがい)の驚きに打たれて...
新渡戸稲造 「自警録」
...誰だつて驚きますよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...溜池?」八五郎もそれには驚きました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...僕の迷惑を黙って見て居るような人では無い」一座の驚きは絶頂に達しました...
野村胡堂 「判官三郎の正体」
...裁判所が私に用だててくれているんです」ここに裁判所事務局を見つけたことにKはたいして驚きはしなかったが...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...またこれに驚くも至当の事なれども、論者はこれを憂い、これに驚きて、これを古(いにしえ)に復せんと欲するか...
福沢諭吉 「徳育如何」
...単なる驚き以上の何かがあるからだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...もう一つ思い掛けぬ驚きを次のような言葉で私に与えた...
松永延造 「職工と微笑」
...夫婦驚きてこれを援け天の探女を縛り...
南方熊楠 「十二支考」
...私ども風情(ふぜい)のつまらぬ者さえも驚きの目をみはるばかりでございます...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...確かにこの世に存在していたのかという驚きをまたも覚えて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...(c)いかなる驚き・喜び・当惑・の表情を...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...只思いもかけぬ吾が児の大怪我に気も狂う程驚き慌てまして...
夢野久作 「白髪小僧」
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