...彼は驕慢な態度で人を見下す...
...驕慢にならないよう自分を律する必要がある...
...彼女は自分自身に対して驕慢な態度をとっている...
...驕慢な発言で周囲の人たちを怒らせてしまった...
...彼は驕慢な態度が災いして仲間たちから孤立してしまった...
...「或(ある)鴉(からす)おのれが人物を驕慢(けうまん)し...
芥川龍之介 「孔雀」
...『寡人は驕慢に克つた...
アナトール・フランス Anatole France 芥川龍之介訳 「バルタザアル」
...驕慢の圓葢(まるやね)よ...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...更に驕慢なるこの民族主義に付加するに謬妄なる宗教的意識を以てし...
大隈重信 「永久平和の先決問題」
...これほど驕慢の陳和卿も寄る年波には勝てず...
太宰治 「右大臣実朝」
...275驕慢彼を促して妄人さらに罵詈の言...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...何者の驕慢ぞ――この深夜一切倦怠の時薄明のわだつみの泡のやうに数夥しい侏儒のやからおのがじゝ濃藍色の影に拠り乱舞して湧き出でゝ竜眼肉の核(たね)めいたつぶら眼(まなこ)をむき出だし...
富永太郎 「深夜の道士」
...驕慢と肉体運動との快楽を見出してるのであった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それに罪の深い驕慢の心が起つたのを悔いると云つてあつた...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...驕慢(きょうまん)と冷たさと...
野村胡堂 「楽聖物語」
...死んだお吉の驕慢(けうまん)な態度に對する非難がこもります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その言葉は驕慢(けうまん)で戰鬪的で容赦を知らぬものでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...驕慢なるこの世の神々……将軍や提督どもに刃むかいながら...
久生十蘭 「だいこん」
...それとも心付かずしてあくまでも男子を凌(しの)がんとする驕慢(きょうまん)疎野(そや)の女よと指弾(つまはじ)きせらるることの面目なさよ...
福田英子 「妾の半生涯」
...は単なる驕慢というようなものとすこし違っていたのです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...驕慢(きょうまん)の心の盛んな時に...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...驕慢な瘋癲(ふうてん)の君が...
吉川英治 「私本太平記」
...義仲的な驕慢(きょうまん)にも一抹(いちまつ)の稚気のあわれさは覚えさせられる...
吉川英治 「随筆 新平家」
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