...驍名(げうめい)を馳(は)せた人ださうですが...
芥川龍之介 「猿」
...驍勇(きょうゆう)の名の高い男の通るのを見て...
芥川龍之介 「偸盗」
...早くも栃木県第三区青年団体の名で「我三区衆議院議員候補者として民軍の驍将たる田中正造君を撰定す」という広告文が新聞に載りだした...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...驍名(ぎょうめい)天下に隠れなく...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...「方」「手」(方向を指ししめす)「違」(方交う)「副」(手交う)「滝、激」(タギチ)「猛、高、焼〔驍?〕、嶽、丈、竹、感〔威?〕(タケル)」これらのものをじっと見ていると、同じ本質をいろいろの意味に展開しているかのようである...
中井正一 「言語は生きている」
...なお虎(とら)の驍悍勁(ぎょうかんけいれい)なる質を修めたら...
新渡戸稲造 「自警録」
...秋声会の隠然たる驍将(ぎょうしょう)であった...
野村胡堂 「胡堂百話」
...而して其驍勇は有名なるも...
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」
...フランス派の驍將はヘンリク・チェルグレン Henrik Kelgren で...
宮原晃一郎 「スカンヂナヴィア文學概觀」
...なんといっても曹操は当代では異色ある驍将(ぎょうしょう)です...
吉川英治 「三国志」
...曹軍の驍将(ぎょうしょう)文聘(ぶんぺい)と麾下(きか)の猛兵だった...
吉川英治 「三国志」
...おそらく驍勇無比(ぎょうゆうむひ)なる徳をおいては...
吉川英治 「三国志」
...龍太郎(りゅうたろう)の驍勇(ぎょうゆう)あり...
吉川英治 「神州天馬侠」
...森などという織田の驍将(ぎょうしょう)が指揮する四万余の兵にかこまれながら...
吉川英治 「新書太閤記」
...朝倉家のうちでも名だたる驍将(ぎょうしょう)だ...
吉川英治 「新書太閤記」
...明智十兵衛などの驍将(ぎょうしょう)が...
吉川英治 「新書太閤記」
...いでや眼にもの見せてやろうぜ」山寨(さんさい)の驍勇(ぎょうゆう)どもは...
吉川英治 「新・水滸伝」
...しかも戦場では人におくれをとらない一方の驍将(ぎょうしょう)として――今朝の今朝まで...
吉川英治 「日本名婦伝」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??