例文・使い方一覧でみる「驅」の意味
スポンサーリンク...旅費（りよひ）の苦（くる）しいのが二人（ふたり）づれで驅出（かけだ）した... 
泉鏡太郎 「麻を刈る」
...「追ツ驅けて行きます...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...氣がついて、義雄が手綱を引き締め、馬の重い首を上げさせると、また驅け出す...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...乘馬（じようば）で以（もつ）てからに彼方此方（あちこち）を驅廻（かけまは）りませう...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
... 395そこを二神はその命に應ずる駿馬驅り去りぬ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...疾く單蹄の馬驅りて軍船さして歸り去れ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...友より遠く人口の多きコオースに驅りさりき...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...終に彼等を驅て馬鹿らしき謀叛を企てしむるに至れり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦（抄）」
...客氣に驅られた彼は其間少なからず其心を苛立てた...
長塚節 「商機」
...平次は一文字に驅け込んだのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...離室の前を驅けて行つたやうでしたが――」「若い男――？」「へエ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お角は漸く事の始末を聞いて驅け付けました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...さすがに此騷ぎに驅付けても...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...驅けて行つて柄に匕首の柱を叩き付けたのだよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...拔け驅けして八千兩の大金を獨り占めしようとする者に思ひ知らせる手段を講じたのでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...平次と八五郎が驅けつけた時は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...曲者は驅けて行く膝を折られて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...不意（ふい）に驚（おどろ）く正雄（まさを）の膝（ひざ）を突（つ）きのけつゝ縁（えん）の方（かた）へと驅（か）け出（いだ）すに...
樋口一葉 「うつせみ」
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