例文・使い方一覧でみる「騷」の意味
スポンサーリンク...此邊の莊園の者が非常に騷ぎ出した... 
竹越與三郎 「日本の眞の姿」
...此商人が色々騷がして歩く爲に人民は發狂した如くなつて居ります...
田中正造 「土地兼併の罪惡」
...朗々の聲衆に呼び騷を制し神明の命を奉ずる列王の宣言聞けと命下（くだ）す...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...おれ幾ら體が弱つたつてあら位な小わつぱにやまあだ自由にされねえ積だから」「そんなに怒つて騷がねえたつておすがことせえ貰へば怨みもつらみもあんめえ...
長塚節 「芋掘り」
...夫（それ）と共（とも）に林（はやし）の雜木（ざふき）はまだ持前（もちまへ）の騷（さわ）ぎを止（や）めないで...
長塚節 「土」
...凡（すべ）てが騷（さわ）ぐ間（あひだ）に在（あ）つてさうして居（ゐ）る二人（ふたり）の容子（ようす）は態（わざ）とらしく見（み）えるまで際立（きわだ）つて居（ゐ）た...
長塚節 「土」
...義太夫を唸り出す騷ぎだつたよ‥‥‥』と...
南部修太郎 「疑惑」
...あの騷ぎですつかり臺無しにされた感じ...
南部修太郎 「日曜日から日曜日まで」
...みんなはそれに和してわいわい騷ぎ立てながら...
南部修太郎 「猫又先生」
...眞晝（まひる）の盛り場を騷がせるやうな事はしません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「旦那は？」騷ぎの中に主人の孫右衞門の見えないのを不審（ふしん）に思つて訊くと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...此度御所領の騷動にも...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この夏あたりから始まつた辻斬騷ぎ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...左四つに組んで水が入る騷ぎ――」「何んだえ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...銅脉（贋金（にせがね））を拵へる相談ぢやあるまいな」「こちとらの雁首（がんくび）に祟（たゝ）るやうな物騷な話ぢやありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この騷ぎでは眞階下（ました）に休んでゐられませんよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...呪魔（まじゆつ）の凾をあけたかのやうに騷いだ...
長谷川時雨 「桑摘み」
...セビセビが喧ましくつてねられやしない……晝寐の夢をこの騷々しい連中に妨げられて...
三好達治 「艸千里」
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