...水の沸騰する器のなかから出てくる蒸気が管を通って球に入りこむようにし...
石原純 「ジェームズ・ワット」
...爲替相場(かはせさうば)の騰貴(とうき)にも拘(かゝは)らず糸價(しか)却(かへつ)て騰貴(とうき)し賣行(うれゆき)又(また)良好(りやうかう)なりしに米國證劵市場(べいこくしようけんしぢやう)の不安定(ふあんてい)の爲(た)め糸價(しか)下落(げらく)したるは我國(わがくに)生糸貿易(きいとぼうえき)の爲(た)め非常(ひじやう)に遺憾(ゐかん)とする處(ところ)である...
井上準之助 「金解禁前後の經濟事情」
...新羅(しらぎ)の國一一に押し騰(あが)りて...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...(つぢかぜ)雪を巻騰(まきあげ)て白竜(はくりやう)峯(みね)に登(のぼる)がごとし...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...価格の高騰及び下落によって解かれている...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...これは価格の騰貴を生ぜしめる...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...幕府は財政に窮乏し、随(したが)って窮乏すれば、随って金銀吹換(ふきかえ)に托して、悪性の貨幣を鋳造し、これを鋳造するに随い、物価騰貴し、小民を疚(やま)しめたり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...六百メートルを奔騰した...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...かくの如くして生じたこの貨物の価格の騰貴...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...商業的富の急速なる増加が凶年と相俟って労働の名目価格をヨオロッパの他のいずれの国よりも騰貴せしめていることは...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...数十倍に昂騰して行ったに違いなかろうが...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...労賃は必要品の価格騰貴に単に徐々として随伴するに過ぎない...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...それに労働の労賃が費される所の必要品の自然価格の騰貴に依存するであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...労賃が一人当り一年間二四磅(ポンド)から二五磅(ポンド)に騰貴する場合には...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...この額のうち利潤には何物も残さないというほどに騰貴することは出来ない...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...貨物の貨幣価格は労賃の騰貴によって騰貴せしめられないことを示さんと努めた...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...従って輸出奨励金は窮極的には内国市場における穀物の貨幣価格を騰貴せしめるであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...銀通貨をその造幣価値にまで恢復することによって銀貨は騰貴するであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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