...爲替相場(かはせさうば)が騰貴(とうき)したのに伴(つ)れて七月(ぐわつ)以來(いらい)漸次(ぜんじ)低落(ていらく)して來(き)て...
井上準之助 「金解禁前後の經濟事情」
...鮫膚と鮫膚とは火のようにすれあい鰭と鰭との叩きあいには水は真白な飛沫となって奔騰し...
海野十三 「軍用鮫」
...近所に土地家屋売買事務所ができて地代が暴騰したという郊外の一区域...
谷譲次 「字で書いた漫画」
...もちろん公債の価格の騰貴は需要を減じ...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...物価騰貴であったことは云うまでもない...
戸坂潤 「近衛内閣の常識性」
...遙かなる地の底からでも出るやうな微かな湯氣が黄色な南瓜の中から騰りはじめる...
長塚節 「佐渡が島」
...世間は急に陽気になって上へ騰(あが)る...
夏目漱石 「坑夫」
......
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...この一条については下士の議論沸騰(ふっとう)したれども...
福沢諭吉 「旧藩情」
...『穀物及び粗生生産物一般の価格騰貴は...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...その価格はフランスよりも通常平均以上に騰貴するのであるから...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...その画料はずっと騰って二千円...
山本笑月 「明治世相百話」
...馬騰は警戒していた...
吉川英治 「三国志」
...アレヨアレヨとあぶくのごとく沸騰(ふっとう)して...
吉川英治 「神州天馬侠」
...それは常に労賃の騰貴によって先行される...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...しかしながらもしかかる騰貴が起り得たとしてもそれは外国貿易に力強い影響を与えるであろうから...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...かかる租税は製造貨物の価格を騰貴せしめるというスミス博士の原則が正しいとしても...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...大いに騰貴するであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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