...『活力(vis viva)mv2/2 の絶対的絶滅は決して起り得ないということは先験的に結論することができる...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...博士の実験の材料に成りさがった大隅の運命は...
海野十三 「地球盗難」
...またこの定義から出てくる分け方も全く経験的であると...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...ここに経験に於ける超経験的乃至先経験的と呼ばれるモメントが潜んでいる...
戸坂潤 「科学論」
...こういう経験的乃至直観的な...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...――もし実験哲学という言葉があるなら(少なくともそういう言葉はある――カントを見よ)...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...他方に於てはこの先験論理学の立場に立って...
戸坂潤 「辞典」
...W・ディルタイは歴史の解釈記述の方法として表現の解釈という途を選んだのだが、この表現はディルタイに於ては生の、体験の、その意味では一種の意識の、表現を意味した...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...その時にもこの感を深くした経験がある...
中谷宇吉郎 「雪今昔物語」
...百年の経験を十年で上滑(うわすべ)りもせずやりとげようとするならば年限が十分一に縮(ちぢ)まるだけわが活力は十倍に増さなければならんのは算術の初歩を心得たものさえ容易(たやす)く首肯するところである...
夏目漱石 「現代日本の開化」
...麺麭を離れ水を離れた贅沢(ぜいたく)な経験をしなくっちゃ人間の甲斐(かい)はない...
夏目漱石 「それから」
...私自身がそれを経験すると...
野村胡堂 「法悦クラブ」
...入学試験勉強にさんざん頭を悩ました結果か...
浜尾四郎 「悪魔の弟子」
...親威(しんせき)や知人の仲間のだれ一人として経験しなかったほどに自分たちが不幸に打ちのめされているという思いであった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...会読の日に近くなると所謂(いわゆる)月に六回の試験だから非常に勉強して居ました...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...小説のことはいろいろと経験になって大変有益でした――「その年」は文芸春秋のために書いたが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...誤ったにもせよなんらかの実験...
柳田国男 「山の人生」
...美術家がそういう刺戟を決して受けないという自分の経験を基礎として...
和辻哲郎 「蝸牛の角」
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