...「遠江国」と言えば、駿河国や信州と共に天竜川を源流とする地域としても知られる...
...今川氏親は、戦国時代に駿河国を支配した今川義元の父...
...駿河台では野村と同じ室に居て...
石川啄木 「病院の窓」
...……駿河台に居る頃は随分だつたわ...
石川啄木 「病院の窓」
...博士は駿河台(するがだい)の某病院長である...
伊藤左千夫 「去年」
...同七年八月には、伊勢、遠江、駿河、甲斐、相模、伊豆の諸国に大地震があって、海に臨んだ国には海嘯があった...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...途次駿河台に松莚子を訪ふ...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...駿河台(するがだい)の方でびょうびょうと犬が吠える...
中里介山 「大菩薩峠」
...駿河町の越後屋は三越になって...
野村胡堂 「江戸の昔を偲ぶ」
...駿河守様へ申上(もうしあ)げる積りで...
野村胡堂 「黄金を浴びる女」
...駿河台の白水社の主人となって...
野村胡堂 「胡堂百話」
...「駿河台鈴木町の北条出雲(ほうじょういずも)様だろう」「あ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...土部駿河守(つちべするがのかみ)の屋敷に...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...一枚は小林雨郊と云ふ畫家へなり(中略)「みすや」といふ針屋の針「駿河屋」と云ふ菓子屋の羊羹...
室生犀星 「京洛日記」
...駿河なる富士の高根は由布に似て雲も霞(かすみ)もわかぬなりけりと詠み直したところが...
柳田國男 「日本の伝説」
...駿河の愛鷹(あしたか)明神...
柳田国男 「年中行事覚書」
...駿河(するが)の志太(しだ)郡では飯を炒って味をつけたのをウケジャまたは茶菓子(ちゃがし)ともいっており...
柳田国男 「母の手毬歌」
...「忍藻御(おしもご)は熊に食われてよ」――――――――――――――ついでながらこのころ神田明神は芝崎村といッた村にあッてその村は今の駿河台(するがだい)の東の降口の辺であッた...
山田美妙 「武蔵野」
...駿河の背後にある北条と...
吉川英治 「新書太閤記」
...わが登る天城の山のうしろなる富士の高きはあふぎ見飽かぬ山川に湧ける霞の昇りなづみ敷きたなびけば富士は晴れたりまがなしき春のかすみに富士が嶺の峯なる雪はいよよ輝く富士が嶺の裾野に立てる低山の愛鷹山はかすみこもらふ愛鷹の裾曲(すそみ)の濱のはるけきに寄る浪白し天城嶺ゆ見れば伊豆の國と駿河の國のあひにある入江の眞なか漕げる舟見ゆ野や濱や山の上から見た富士山のみを書いて來た...
若山牧水 「樹木とその葉」
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