...「遠江国」と言えば、駿河国や信州と共に天竜川を源流とする地域としても知られる...
...今川氏親は、戦国時代に駿河国を支配した今川義元の父...
...天保元年七月には、山城、摂津、丹波、丹後、近江、若狭、同二年十月には肥前、同四年十月には佐渡、同五年一月には石狩、同七年七月には仙台、同十年三月には釧路、同十二年には駿河、同十四年三月には釧路、根室、渡島、弘化四年三月には信濃、越後、嘉永六年二月には相模、駿河、伊豆、三河、遠江に大きな地震やそれに伴う海嘯があって、次に来る安政大変災の前駆をなしている...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...加藤駿河(するが)の手で...
直木三十五 「近藤勇と科学」
...皀角坂(さいかちざか)(水道橋内駿河台西方)は牛込麹町の高台並びに富嶽(ふがく)を望ましめ...
永井荷風 「日和下駄」
...その時分駿河台なる牧師の家に日本の学生が四五人寄寓してゐた...
永井荷風 「冬の夜がたり」
...彼(かれ)は其日(そのひ)役所(やくしよ)の歸(かへ)り掛(が)けに駿河臺下(するがだいした)迄(まで)來(き)て...
夏目漱石 「門」
...駿河太郎をまっていたのです...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...舟の中の幻術その夜、品川沖にうかんだ釣船の一つに、白衣の心外道人と、駿河太郎と、その妹の月子が乗って、釣糸をたれるでも、網をうつでもなく、汐にまかせて、沖へおきへと流しておりました...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...駿河臺で摺れ違ひ樣ピカリと來たとき...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...駿河台(するがだい)のニコライ会堂の建築場へもゆけるので...
長谷川時雨 「西洋の唐茄子」
...駿河大石寺の所藏文書の中に...
原勝郎 「日本史上の奧州」
...小田原の北条氏において大導寺駿河守が世子の教育に算法から始めんことを建議して許されたこと...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...一枚は小林雨郊と云ふ畫家へなり(中略)「みすや」といふ針屋の針「駿河屋」と云ふ菓子屋の羊羹...
室生犀星 「京洛日記」
...これは仲の町の引手茶屋駿河屋とくの抱(かかえ)鶴が引かせられたより前の事である...
森鴎外 「細木香以」
...駿河なる富士の高根は由布に似て雲も霞(かすみ)もわかぬなりけりと詠み直したところが...
柳田國男 「日本の伝説」
...駿河台(するがだい)の番屋からも...
吉川英治 「江戸三国志」
...駿河(するが)太郎重時(しげとき)...
吉川英治 「私本太平記」
...駿河(すんぷ)の御協力があるとないに関(かかわ)らず...
吉川英治 「新書太閤記」
...とうとう駿河大納言様も...
吉川英治 「柳生月影抄」
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