...「遠江国」と言えば、駿河国や信州と共に天竜川を源流とする地域としても知られる...
...今川氏親は、戦国時代に駿河国を支配した今川義元の父...
...「そこで会場は横町の牛店として駿河君は実業家ぢやから会費の半分を負担し...
内田魯庵 「貧書生」
...寛永四年十月には、山城、大和、河内、摂津、紀伊、土佐、讃岐、伊予、阿波、伊勢、尾張、美濃、近江、遠江、三河、相模、駿河、甲斐、伊豆、豊後の諸国にわたって大地震があって、人畜の死傷するもの無数...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...すると駿河守もその理に服したと見えて...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...駿河の府中から出た竜之助とお絹の駕籠...
中里介山 「大菩薩峠」
...駿河の清水港へ行こうか...
中里介山 「大菩薩峠」
...駿河台(するがだい)の本宅を売払ってここへ引移ったのである...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...相手は矢部駿河守ではそうもなりません...
野村胡堂 「黄金を浴びる女」
...駿河太郎の神来剣をもってすれば...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...駿河大納言さまのあやまちは...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...土部駿河守の名が洩れた時...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...駿河台より柳原岩井町の賜邸に遷り...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...この点だけは駿河東部の官道の変遷と似たところがある...
柳田國男 「地名の研究」
...駿河の無量寺(むりょうじ)の早乙女(さおとめ)の弥陀(みだ)だの...
柳田國男 「日本の伝説」
...はるばる駿河の富士山麓から担いで行った家号であります...
柳田國男 「名字の話」
...駿河守が数年まえまで御詰並にいたことは知っているが...
山本周五郎 「風流太平記」
...駿河路(するがじ)となれば...
吉川英治 「平の将門」
...駿河台まで辿(たど)ってきた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...駿河湾を距てた遥かな空には沖かけての深い汐煙(しおけぶり)のなかに駿河路一帯の雪を帯びた山脈がほの白く浮んで見えて居る...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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