例文・使い方一覧でみる「駻」の意味


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...やはりアンナと言うとても浮気者で手に負えない馬だったんだよ...   やはりアンナと言うとても浮気者で手に負えない駻馬だったんだよの読み方
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「頸の上のアンナ」

...馬(うま)といふ奴(やつ)はあの身體(からだ)で酒(さけ)の二杯(はい)も口(くち)へ入(いれ)てやると忽(たちま)ちにどろんとして馬(かんば)でも靜(しづか)に成(な)る...   馬といふ奴はあの身體で酒の二杯も口へ入てやると忽ちにどろんとして駻馬でも靜に成るの読み方
長塚節 「土」

...この雌豹(めへう)のやうな美しい婦(かんぷ)にはかなり手古摺(てこず)つたやうです...   この雌豹のやうな美しい駻婦にはかなり手古摺つたやうですの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...少々は馬(じや/\うま)で...   少々は駻馬での読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...三頭の馬(かんば)のやうに...   三頭の駻馬のやうにの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...全く手の付けようのない馬(かんば)と早変りするのです...   全く手の付けようのない駻馬と早変りするのですの読み方
野村胡堂 「猟色の果」

...もしくは(かん)なるものならば...   もしくは駻なるものならばの読み方
長谷川時雨 「凡愚姐御考」

...妙子は馬である...   妙子は駻馬であるの読み方
林芙美子 「崩浪亭主人」

...たゞ燃えあがる情熱のまゝにその身を任すのは操る術を知らない者が猛り狂ふ馬に跨つて徒らに鞭打つやうだと考へます...   たゞ燃えあがる情熱のまゝにその身を任すのは操る術を知らない者が猛り狂ふ駻馬に跨つて徒らに鞭打つやうだと考へますの読み方
牧野信一 「〔婦人手紙範例文〕」

...一頭の馬(かんば)が...   一頭の駻馬がの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...暴れ放された馬(かんば)を見るように田の面を見ているばかりである...   暴れ放された駻馬を見るように田の面を見ているばかりであるの読み方
横光利一 「夜の靴」

...空を馳けぬける馬のように勇しかった...   空を馳けぬける駻馬のように勇しかったの読み方
横光利一 「旅愁」

...さして行(ゆ)く二度(にど)の大望(たいもう)一追手の武士七人の馬(かんば)は...   さして行く二度の大望一追手の武士七人の駻馬はの読み方
吉川英治 「剣難女難」

...馬(かんば)の一ムチ...   駻馬の一ムチの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...しばらく」すぐそこへ来た馬(かんば)は...   しばらく」すぐそこへ来た駻馬はの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...馬(かんば)の如く身をひるがえすやいな彼方の疎林の下を駈けくぐって行ってしまった...   駻馬の如く身をひるがえすやいな彼方の疎林の下を駈けくぐって行ってしまったの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...気(かんき)のつよい馬とみえ...   駻気のつよい馬とみえの読み方
吉川英治 「平の将門」

...そして馬の気を...   そして馬の駻気をの読み方
吉川英治 「平の将門」

「駻」の読みかた

「駻」の書き方・書き順

いろんなフォントで「駻」


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