例文・使い方一覧でみる「駑」の意味

...』『初めから駑馬なら何うだ？』私が言つた... 』『初めから駑馬なら何うだ？』私が言つたの読み方
石川啄木「我等の一團と彼」

...駑馬は駑馬となつて再び笊を被る... 駑馬は駑馬となつて再び笊を被るの読み方
石川啄木「我等の一團と彼」

...苟くも烏鷺の趣味を解した者の前には駑馬となる奴だ... 苟くも烏鷺の趣味を解した者の前には駑馬となる奴だの読み方
石川啄木「我等の一團と彼」

...）谷崎は今日既に駑馬として終り... ）谷崎は今日既に駑馬として終りの読み方
小穴隆一「二つの繪」

...僕は帝國ホテルで芥川が「谷崎はもう駑馬だ... 僕は帝國ホテルで芥川が「谷崎はもう駑馬だの読み方
小穴隆一「二つの繪」

...構光利一を駑馬（どば）の二字で片づけ... 構光利一を駑馬の二字で片づけの読み方
太宰治「もの思う葦」

...篤麿駑たりと雖も... 篤麿駑たりと雖もの読み方
鳥谷部春汀「明治人物月旦（抄）」

...ああ畜生の一種なる駑馬のなみにこの世を彼女は生きぬ... ああ畜生の一種なる駑馬のなみにこの世を彼女は生きぬの読み方
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...その蹄（ひづめ）の音で馬の駑（ど）と駿（しゅん）と... その蹄の音で馬の駑と駿との読み方
中里介山「大菩薩峠」

...「駑癡（どじ）だなあ... 「駑癡だなあの読み方
夏目漱石「坑夫」

...これまた麒麟（きりん）老ゆるも駑馬（どば）に劣るに至らざる工夫（くふう）... これまた麒麟老ゆるも駑馬に劣るに至らざる工夫の読み方
新渡戸稲造「自警録」

...駑馬（どば）の尻に鞭が鳴っているようで... 駑馬の尻に鞭が鳴っているようでの読み方
宮本百合子「獄中への手紙」

...村駄犢雑駑... 村駄犢雑駑の読み方
森鴎外「伊沢蘭軒」

...私は生来の駑鈍（どどん）... 私は生来の駑鈍の読み方
吉川英治「三国志」

...ただ秀吉の駑才（どさい）と精根（しょうこん）を傾けてこれにあたり... ただ秀吉の駑才と精根を傾けてこれにあたりの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...『駑畜生（どちくしょう）ッ』と門を出るや否や... 『駑畜生ッ』と門を出るや否やの読み方
モウリス・ルブラン新青年編輯局訳「水晶の栓」

...『駑畜生（どちくしょう）ッ！　どうしても俺には解らねえ』不可解の問題が次ぎ次ぎに発生した... 『駑畜生ッ！　どうしても俺には解らねえ』不可解の問題が次ぎ次ぎに発生したの読み方
モウリス・ルブラン新青年編輯局訳「水晶の栓」

👨話題の人々👩