...もし米軍上陸以前に日本軍が駐屯したことがありとして...
石川欣一 「比島投降記」
...当時外国公使はいずれも横浜に駐剳(ちゅうさつ)せしに...
石河幹明 「瘠我慢の説」
...ひょっとすると持っているの悪いと思って駐在所へ届けっかも知れねえ...
犬田卯 「錦紗」
...駐在所から電話の返事を持って...
江戸川乱歩 「鬼」
...駐屯軍の旗色悪しという報告が来た...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...帰朝される倫敦駐箚(ちゅうさつ)の城田前公使と...
橘外男 「仁王門」
...しかも巡査駐在所の前に...
種田山頭火 「行乞記」
...それ上流において駐止するあたわざる水勢は下流においてはなおこれを駐止するあたわざるにあらずや...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...個々の諸文化面から駐在使的に外交団的に独立化したインター・カルチュラルな独自の秩序界をなすのである...
戸坂潤 「クリティシズムと認識論との関係」
...日満側にその資源と企業地盤と市場と駐屯地と植民圏とを提供することによって...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...まあ正々堂々と北京(ペキン)へ駐在する事にするよ」「東洋専門の外交官かい」「東洋の経綸さ...
夏目漱石 「虞美人草」
...村の青年団が駐在巡査の応援をすることになっていましたので...
新美南吉 「和太郎さんと牛」
...駐日アメリカ公使デ・ロングの指揮でポートメン利権(江戸横浜鉄道)問題が先手先手と切出されたのは...
服部之総 「黒田清隆の方針」
...進駐地域ニ居住スル必要ナキ婦女子ハ出来得ル限リ速カニ地域外ニ転出スベシ...
久生十蘭 「だいこん」
...さあ、おぢいさんは愈々(いよいよ)面白くてたまりませんから、また山車の先まはりをして、それを駐めては、「ゆる――す、ゆる――す...
宮原晃一郎 「拾うた冠」
...洛内に駐(とどま)っている諸大将には...
吉川英治 「私本太平記」
...駐(と)めていたにちがいない...
吉川英治 「私本太平記」
...長崎にもフランシスコ会士を常駐せしめた...
和辻哲郎 「鎖国」
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