...彼等の村の駐在所の巡査は早速(さつそく)彼を拘引(こういん)した上...
芥川龍之介 「貝殼」
...駐佛露國公使を主賓とした或る宴會に於て...
石川啄木 「A LETTER FROM PRISON」
...村役場と駐在所が中央(なか)程に向合つてゐて...
石川啄木 「天鵞絨」
...ブラツセルには先日(こなひだ)亡くなつた本野一郎子(し)が公使として駐在してゐたから...
薄田泣菫 「茶話」
...ビルマ駐在の高級警察官の子として生れ...
妹尾韶夫 「「ザイルの三人」訳者あとがき」
...印度総督(ヴァイスロイ)の派遣する駐在官(レジデント)副知事(レフテナント・ガヴァナー)代官(エイゼント)等は...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...まもなく駐在所の巡査が来(き)...
田中貢太郎 「人のいない飛行機」
...医者と駐在所に知らせた...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「暗号舞踏人の謎」
...それ上流において駐止するあたわざる水勢は下流においてはなおこれを駐止するあたわざるにあらずや...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...二頭立の立派な箱馬車が一台駐つてゐるのを見て...
永井荷風 「冬の夜がたり」
...こうしてとかく駐日公使の態度を非決定的なものにさせた本国の政策は...
服部之総 「尊攘戦略史」
...マタ進駐軍ニ笑顔ヲ見セヌヤウニスルコト...
久生十蘭 「だいこん」
...駐屯基地の兵隊宿舎(やど)や...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...ずつと遠くの方から牡丹屋の大きな建物の前にまださつきの外人の乘つてきた自動車の駐まつてゐるのが小さく見えた...
堀辰雄 「ふるさとびと」
...そういうつもりなら駐在所までゆく必要はない...
山本周五郎 「青べか物語」
...やがて四十四五に見える駐在巡査が...
夢野久作 「いなか、の、じけん」
...駐車場の街路樹へむかつて...
吉川英治 「折々の記」
...蜀の駐屯した後々を見てゆくと...
吉川英治 「三国志」
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