...わが中国東北部駐屯軍(ちゅうとんぐん)の六倍の兵力を国境に集め...
海野十三 「空襲警報」
...最も深い意義を持つこのアカグマ国イネ州駐剳(ちゅうさつ)の特命全権大使として...
海野十三 「二、〇〇〇年戦争」
...或(ある)ときパナマに駐在してゐるフランスの領事が...
鈴木三重吉 「パナマ運河を開いた話」
...蔡家溝駅駐在セミン軍曹と部下四五人が...
林不忘 「安重根」
...無論当分駐満大使は関東軍司令官と同一人物である予定だから...
戸坂潤 「社会時評」
...軍司令官と駐満大使とからなる本当の一位一体(たとえ同一人物が兼任しても管轄が二重になる)が出来るが...
戸坂潤 「社会時評」
...関東庁側と領事館乃至駐満日本大使館側とが対立した結果...
戸坂潤 「社会時評」
...仏蘭西(フランス)風の灰色した石造りの家の階段に駐(とま)った...
永井荷風 「十九の秋」
...或時新来の駐在所巡査がこの男をつかまえて薪の出所を糺問(きゅうもん)しきびしく叱りつけて居るのを見て村人が...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...思わず足を駐(と)めたほど...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...清国駐蔵大臣の直轄する第三関へ送られる...
久生十蘭 「新西遊記」
...つづいて日本進駐に関する米国側の指令を受けるために...
久生十蘭 「だいこん」
...わたくしどもにはあと何時間かすれば進駐がはじまることがわかっておりましたので...
久生十蘭 「だいこん」
...そういうつもりなら駐在所までゆく必要はない...
山本周五郎 「青べか物語」
...おっかあを駐在所へ伴れてくからな...
山本周五郎 「青べか物語」
...揖斐川(いびがわ)てまえの牛牧(うしまき)附近に兵馬を駐(とど)めた...
吉川英治 「新書太閤記」
...――進めど進めど駐(とど)まろうとはいわない...
吉川英治 「新書太閤記」
...駐輦の場所は聖化された場所として何時までも記念されるのであった...
和辻哲郎 「鎖国」
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