例文・使い方一覧でみる「駈け」の意味
スポンサーリンク...駈けるところなんか滅法早い... 
石川啄木 「我等の一團と彼」
...艇の方へ駈けだしていった...
海野十三 「月世界探険記」
...衆（みんな）が病院へ駈けつけた時分には...
徳田秋声 「足迹」
...間もなくびつくりして飛び出したところへ妹のお君さんが駈けつけて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...大急ぎでマドレーヌのエデアールという店へ駈けつけると...
久生十蘭 「野萩」
...馬どもはまるで一丁場（いっちょうば）も息もつかずに駈けつけたように...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj（Николай Васильевич Гоголь） 平井肇訳 「死せる魂」
...黄と黒とで斑な地に眼を押し付けて駈けるので稍もすると目が回つて...
牧野信一 「闘戦勝仏」
...精神もだだっぴろい想像の野原をただ無茶苦茶に駈けめぐるばかりであろう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...滅多に駈け出しては...
吉川英治 「江戸三国志」
...陳矯もやむなく櫓へ駈けのぼり...
吉川英治 「三国志」
...韓徳は大きな斧（おの）をひっさげて駈け巡っていた...
吉川英治 「三国志」
...敵の中へ駈け入った...
吉川英治 「新書太閤記」
...――そのうちに」「うむ、気をつけて行くがいいぞ」「おぬしこそ」二人は、別れ別れに、駈けだした...
吉川英治 「親鸞」
...やがて町の灯が見えると、彼は、袷（あわせ）の襟を、頭まで、すっぽりと被（かぶ）って、雨も降らないのに、下を見て、駈けて行った...
吉川英治 「松のや露八」
...草ぼこりを立てて駈けてくる二人を迎えた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...一所（ひとところ）へ駈けて来い」いきまいて追って行った...
吉川英治 「宮本武蔵」
...一大事とばかりルパンは自動車を飛ばしてサン・ジェルマンに駈け付けた...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
...二三の人々が駈けつけて来た...
若山牧水 「みなかみ紀行」
便利！手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう？？