...駅から彼の家まで...
梅崎春生 「Sの背中」
...暗号文をちゃんと解いたようですね」「原の町駅行きの切符を買ったところを見ると...
海野十三 「暗号の役割」
...小駅を二三通過する間...
江戸川乱歩 「押絵と旅する男」
...そうでなくても大概退(ひ)け時には一度丸ビルを通過して東京駅に来るのである...
高浜虚子 「丸の内」
...途中の駅から入り代り立ちかわり色んな人物が割り込んでくる...
谷譲次 「踊る地平線」
...駅へまはつて(そこまで行かないとマイナスが利かない)...
種田山頭火 「其中日記」
...駅逓馬車 宿継馬車...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...物の四十分もたたないうちに銀子たち三人は車で駅に駈(か)けつけ...
徳田秋声 「縮図」
...朝の八時半頃東京駅へつき...
豊島与志雄 「香奠」
...駅の待合所にいるつもりになれば何でもないのだ...
林芙美子 「新版 放浪記」
...久美子は駅前の食堂で昼食をすませると...
久生十蘭 「肌色の月」
...フランス大使の乗った汽車は四時二十分に東京駅に到着し...
久生十蘭 「魔都」
...十一時二十分頃に、タクシー、駅へ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...二里八丁蕨駅、一里八丁浦和駅、十一里十二丁大宮駅...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...小野滝看(をのたきみ)の茶屋に小休(こやすみ)して三里九丁須原の駅...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その西南に津久井郡吉野駅字椚々戸(くくと)...
柳田國男 「地名の研究」
...星浦駅前の砂利だらけの広場に...
夢野久作 「オンチ」
...東山道(とうさんどう)の駅路(うまやじ)を扼して...
吉川英治 「平の将門」
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