...彼は駄馬のように走っている...
...この仕事は駄馬のように働かなければ完成しない...
...駄馬のようにぐったりしている...
...彼女は駄馬のように働くのが大好きだ...
...駄馬のように疲れたけれど、なんとか終わらせた...
......
饗庭篁村 「木曾道中記」
...駄馬(だば)でも名馬にならずにはいまい」昨日(きのう)まで笑(わら)っていた友だちは...
安藤盛 「三両清兵衛と名馬朝月」
...駄馬を牽きながら片手で赤坊を荷物のようにかかえ...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...昼飯後駄馬をやとい...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...足の弱い駄馬が重荷に喘ぎつつ足の強い空荷の駿馬と競争しつつある現象が数多く見られる...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...妻は鶴子を抱(だ)いて駄馬(だば)に乗った...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...荷駄馬の手綱(たづな)をそこへ抛(ほう)り出した一人の馬子...
中里介山 「大菩薩峠」
...お銀様と見られた人の姿ばかりではありません――そのあとに一頭の駄馬を曳(ひ)いた馬子と...
中里介山 「大菩薩峠」
...所詮は疲れた駄馬の幸福である...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...篠谷に行つてる間に大分駄馬になつたらしいぜ...
牧野信一 「南風譜」
......
三好達治 「山果集」
...石橋を渡る駄馬の蹄の音もした...
横光利一 「南北」
...駄馬の蹄の音がかたかたと強く響いた...
横光利一 「旅愁」
...駄馬の鈴ならず、橇の鈴ならず、法師の祈る鈴ならず...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...牛馬や荷駄馬の通るたびに...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...荷駄馬(にだうま)の性(しょう)とみえる...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...老ゆれば駄馬に劣る麒麟(きりん)にもひとしい...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...堺を出てからの行列は、駄馬三十五頭、荷持人足三四十人、一行の乗馬もほぼ同数であったが、ほかに、出迎えの武士が騎馬で八十人位、多数の兵士を率いていた...
和辻哲郎 「鎖国」
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