...實は何日でも月初めに前借してるんで駄目だし...
石川啄木 「雲は天才である」
...取つてもちひさくて駄目だし...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...この岩でなけりゃ駄目だし...
海野十三 「地中魔」
...この捕物は日が暮れてからでないと駄目だし...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鳩つかひ」
...指の間から水が滴(したた)るようでは駄目だし...
谷譲次 「踊る地平線」
...それは鮒がたくさんとれると思ふと鮎がさつぱり駄目だし...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...記者も駄目だし――それに...
直木三十五 「死までを語る」
...脅しても駄目だし...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...あのような効果では駄目だし...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...沢ちやんは駄目だし...
三好十郎 「疵だらけのお秋(四幕)」
...その煙草入れは気に入ったらしいけど、駄目だしなあ...
三好十郎 「好日」
...そんな事をいったって駄目だし...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森鴎外訳 「家常茶飯」
...収穫はまた駄目だし...
魯迅 佐藤春夫訳 「故郷」
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