...食料貯蔵の地下室で泥亀でも追っかけまわすがせいぜいの多くの駄犬が...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...採るところなきあさはかな駄犬ばかりである...
太宰治 「畜犬談」
...そろそろ駄犬の本領を発揮してきた...
太宰治 「畜犬談」
...野犬に落ちるのは大抵駄犬であって...
戸坂潤 「社会時評」
...どこで駄犬と名犬との区別がつくか...
戸坂潤 「社会時評」
...駄犬はドシドシ淘汰されねばならぬということである...
戸坂潤 「社会時評」
...揃いも揃って田舎の駄犬であったのも先生らしい...
額田六福 「解説 趣味を通じての先生」
...黒い駄犬が啓吉にもつれついて来た...
林芙美子 「泣虫小僧」
...鞭で打たれた駄犬みたいにキャンキャン鳴きつく...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...駄犬のようにすっかり忘れて...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...駄犬ほどには主人おもいだ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...駄犬の代表者といったふうなごくつまらない犬だったが...
山本周五郎 「竹柏記」
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