...甘えて駄々(だだ)をこねているのだとは...
太宰治 「新ハムレット」
...駄々(だだ)を捏(こ)ねたりしたが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...」彼は駄々っ児のように山根さんをゆすったので...
豊島与志雄 「南さんの恋人」
...イボタの虫なんて買ひに行くのはイヤだと駄々をこねようと思つたが...
中戸川吉二 「イボタの虫」
...――でも少しばかり駄々をこね乍ら...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...あの意地悪の駄々っ子を...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...小倉が自分をきらって駄々(だだ)をこねるんだと思って...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...僕は勇ましい「駄々っ子」だった...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...駄々をこねているとのことである...
火野葦平 「花と龍」
...三千雄の駄々を慰めるやうな立場になつてゐたせゐか...
牧野信一 「滝のある村」
...酒の上の駄々(だだ)や手固摺(てこず)らせではなく...
吉川英治 「江戸三国志」
...三日も駄々ら遊びのやり通しだそうだが...
吉川英治 「大岡越前」
...「逃げるもんか! 誰が逃げる!」駄々ッ子のように呶鳴りちらして...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...駄々ッ子を叱る父のように...
吉川英治 「剣の四君子」
...きイんと癇性(かんしょう)をおびた駄々ッ子声で...
吉川英治 「私本太平記」
...駄々ッ子足を踏んで...
吉川英治 「新書太閤記」
...駄々な子をあやすように...
吉川英治 「新書太閤記」
...お米の駄々とわがままとに飽きる日を待つよりほかはないと...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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