例文・使い方一覧でみる「駁す」の意味


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...ことさらにかような点を挙げて反駁することにのみ急である人々を厳に戒めたいと思うのである...   ことさらにかような点を挙げて反駁することにのみ急である人々を厳に戒めたいと思うのであるの読み方
石原純 「社会事情と科学的精神」

...そのつもりでしきりに弁駁することが多い...   そのつもりでしきりに弁駁することが多いの読み方
丘浅次郎 「我らの哲学」

...眞なる事柄を反駁することにおいてよりも...   眞なる事柄を反駁することにおいてよりもの読み方
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」

...すると夫は、併しこの特許を取っておけば後々の研究費が十分出るから、結局之が最も社会のためになるのではないか、と考え考え、反駁する...   すると夫は、併しこの特許を取っておけば後々の研究費が十分出るから、結局之が最も社会のためになるのではないか、と考え考え、反駁するの読み方
戸坂潤 「技術へ行く問題」

...専門の予備知識のない素人を立ち合わせて何の意味があるかと反駁するかも知れぬが...   専門の予備知識のない素人を立ち合わせて何の意味があるかと反駁するかも知れぬがの読み方
戸坂潤 「世界の一環としての日本」

...観念論のこうした老獪さと実証的根拠のない否定的結論とを反駁するための理論として...   観念論のこうした老獪さと実証的根拠のない否定的結論とを反駁するための理論としての読み方
戸坂潤 「認識論とは何か」

...そういうわたしの論断を真正面から反駁するものはない...   そういうわたしの論断を真正面から反駁するものはないの読み方
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」

...反駁する者は、決してそんなことはあるべきはずのものではないと言い、主張するものはいよいよそれが事実あり得ることで、たとえば居合(いあい)の上手が切れば、切られた人が、切られたことを知らないで歩いていたという実例や、八丁念仏の謂(いわ)れなどを幾つも説いて、それは要するに剥(む)いてみる動物の精力の強弱のみではなく、その皮を剥ぐものの手練と、刃物の利鈍によるというようなことを述べて、決してあいくだりませんでした...   反駁する者は、決してそんなことはあるべきはずのものではないと言い、主張するものはいよいよそれが事実あり得ることで、たとえば居合の上手が切れば、切られた人が、切られたことを知らないで歩いていたという実例や、八丁念仏の謂れなどを幾つも説いて、それは要するに剥いてみる動物の精力の強弱のみではなく、その皮を剥ぐものの手練と、刃物の利鈍によるというようなことを述べて、決してあいくだりませんでしたの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...尚且つあへて反駁すべき理由を認めない...   尚且つあへて反駁すべき理由を認めないの読み方
萩原朔太郎 「青猫」

...「『レトワール紙』の議論のこの節を反駁するだけでいいのなら...   「『レトワール紙』の議論のこの節を反駁するだけでいいのならの読み方
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「マリー・ロジェエの怪事件」

...本気になって反駁するのは...   本気になって反駁するのはの読み方
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」

...経済学上の原則のみによってはこれを反駁することは出来ない...   経済学上の原則のみによってはこれを反駁することは出来ないの読み方
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」

...先生は躍起となって弁駁する...   先生は躍起となって弁駁するの読み方
武者金吉 「地震なまず」

...あの人の説を批評するのでも反駁するのでもありませぬが...   あの人の説を批評するのでも反駁するのでもありませぬがの読み方
森林太郎 「混沌」

...前の二つに対しても一一反駁する事は煩わしくもあるし馬鹿気ているからすべて省略する...   前の二つに対しても一一反駁する事は煩わしくもあるし馬鹿気ているからすべて省略するの読み方
森於菟 「屍体異変」

...またそれらを不信心という恐れ嫌うべき暗黒におちた人々を反駁するための単なる人間的思想だと考えても...   またそれらを不信心という恐れ嫌うべき暗黒におちた人々を反駁するための単なる人間的思想だと考えてもの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...それにしてもこれを反駁することは甚だたやすい...   それにしてもこれを反駁することは甚だたやすいの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...この小論を草する際に津田左右吉氏の意見を駁する気持ちが幾分か自分にあったことは...   この小論を草する際に津田左右吉氏の意見を駁する気持ちが幾分か自分にあったことはの読み方
和辻哲郎 「日本精神史研究」

「駁す」の読みかた

「駁す」の書き方・書き順

いろんなフォントで「駁す」

「駁す」の英語の意味


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