...而して同時に又彼は暴虎馮河死して悔いざるの破壊的手腕を有したりき...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...楊(ヤン)先生を中国海戦科学研究所大師に任ずるものなり――博士はその長い辞令を馮兵歩(ひょうへいほ)の前にぽんと放りだして...
海野十三 「軍用鮫」
...馮兵歩は、そこで慌てながら、大辞令の意味をいろいろと詳細に説明をして博士に聞かせたが、博士はいっこう合点のゆかぬ面持であった...
海野十三 「軍用鮫」
...それを聞いた馮大監は...
海野十三 「軍用鮫」
...暴虎馮河の譏は免れざるべし...
大町桂月 「多摩川冒險記」
...支那に馮幼将という...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...暴虎馮河(ぼうこひょうが)...
太宰治 「新釈諸国噺」
...暴虎馮河(ぼうこひょうか)というような...
太宰治 「未帰還の友に」
...国体の幕府に馮(よ)りて保つべからざるを観...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...かえって暴虎(ぼうこ)馮河(ひょうが)...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...三國志の明南監本は馮夢禎が手校を經たれば...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...「どうして捕まったか」「道に迷いましたので」「何で味方の陣を離れてこんな所へ迷ってきたのだ」「主人馮習の密命で...
吉川英治 「三国志」
...これはまったく馮習や張南のめぐらした計略なので...
吉川英治 「三国志」
...馮習、張南が、見かけて、「老将軍、どこへ行くのか」と、たずねた...
吉川英治 「三国志」
...そこから味方の馮習(ふうしゅう)の陣まで走るあいだに...
吉川英治 「三国志」
...辿(たど)りついた馮習の陣も...
吉川英治 「三国志」
...それを見て、馮習は、「お供せん」と、十数騎つれて、追い慕ってきたらしかったが、途中、徐盛に出合って、部下もろとも討たれてしまった...
吉川英治 「三国志」
...暴虎馮河(ぼうこひょうが)の愚は振舞わん...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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