...馬首の高さを合わせる...
...彼女は馬首を振って笑った...
...この像は馬首が美しく彫られている...
...立派な馬首飾りを見つけた...
...馬首を押さえて制御する...
...馬首東を指して彼と雌雄を決せむと試みたり...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...兼平を顧み決然として共に馬首をめぐらし...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...いきなりわたしのそばから馬首を転じると...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...千軍万馬みなその馬首を回し...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...或いは馬首をあげて...
中里介山 「大菩薩峠」
...馬首蛇尾は取りも直さず海馬の恰好だ...
南方熊楠 「十二支考」
...前の燈籠は馬首、後のは馬尾を添えたから、あたかも火の点(とも)る馬に乗った体(てい)だったとあるより見れば、この類の考案は欧州特有のものでなかったろう...
南方熊楠 「十二支考」
...彼の馬首を脱しながら反絵の後へ廻っていった...
横光利一 「日輪」
...馬首を横に向けた...
吉川英治 「上杉謙信」
...しまったと馬首をめぐらした刹那(せつな)...
吉川英治 「三国志」
...泰山(たいざん)の大盗(だいとう)孫観(そんかん)、呉敦(ごとん)をはじめ、馬首をそろえて、彼へ喚きかかってきたが、一人として許(きょちょ)の前に久しく立っていることはできなかった...
吉川英治 「三国志」
...大勢が馬首を並べては通れないような隘路(あいろ)である...
吉川英治 「三国志」
...忍剣が馬首(ばしゅ)をめぐらせて待ちうけているとたちまち...
吉川英治 「神州天馬侠」
...馬首を揃えて、続いて来るのは、柴田権六、森可成(よしなり)...
吉川英治 「新書太閤記」
...その一瞬の如何(いかん)にしかない」馬首を西へめぐらしながら...
吉川英治 「新書太閤記」
...光秀と馬首をならべて...
吉川英治 「新書太閤記」
...大地へ抛(ほう)り出された頼朝の上へ馬首を臨ませて...
吉川英治 「源頼朝」
...馬首をそろえたまま...
吉川英治 「源頼朝」
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