...馬盥(うまだらい)を庭の隅へ出して湯を汲めば父は締糟(しめかす)を庭場へ入れ...
伊藤左千夫 「新万葉物語」
...大きな馬盥の水で馬を洗っていた...
豊島与志雄 「牛乳と馬」
...つづいて十一月には一番目『太功記(たいこうき)』馬盥(ばだらい)より本能寺(ほんのうじ)討入まで団洲(だんしゅう)の光秀(みつひで)菊五郎春永(はるなが)なり中幕団洲の法眼(ほうげん)にて「菊畑(きくばたけ)」...
永井荷風 「書かでもの記」
...大きな馬盥に水を一杯に汲んで鍋葢を浮べれば鍋葢のとつ手を横から見たのが佐渡が島である...
長塚節 「佐渡が島」
...丁度大きな馬盥に水を一杯に汲んだのが海洋であるならば鍋蓋をそつと浮べて鍋蓋の取ツ手を横から見れば佐渡が島である...
長塚節 「佐渡が島」
...馬盥(ばだらい)の湯で...
吉川英治 「新書太閤記」
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