...彼の無二の珍書が馬乗りに跨がつて...
辰野隆 「書狼書豚」
...くるりと昌さんを足でからみ倒して馬乗りになり...
田畑修一郎 「石ころ路」
...馬乗りになって突いたものでしょうが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...伸一郎の上へ馬乗りになったが...
林芙美子 「泣虫小僧」
...蒲団のうえに馬乗りになっているが...
火野葦平 「花と龍」
...馬乗りを教えて貰うとったおかげで...
火野葦平 「花と龍」
...馬乗りに乗ってピシャピシャ打(ぶ)つ...
二葉亭四迷 「平凡」
...水門の両端に二人の男が馬乗りになつて...
牧野信一 「バラルダ物語」
...あっはは!お豊 そんな事どうでもええけど、いつかの叩き合いなら、あんたの方がよっぽど悪いよ、酔っていておぼえは無えかもしれないけど、なんでもねえ事言いがかりをつけて、馬流の壮六さんのこと、あんたあ、馬乗りになって、なぐつたと言ったら! アッと言う間に三、四十はなぐつた...
三好十郎 「樹氷」
...クセノフォンが語っているキュロスは馬乗りの大名人で...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...馬乗りになるだけで...
柳田国男 「こども風土記」
...泥棒だ」馬乗りになった男が叫んだ...
山本周五郎 「お美津簪」
...馬乗りになってまた殴った...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...「馬乗りになっていた吉さんも...
山本周五郎 「七日七夜」
...忍びだから常着に馬乗り袴(ばかま)で...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...そして馬乗りだ...
吉川英治 「新書太閤記」
...馬乗り靴という扮装(いでたち)...
吉川英治 「新・水滸伝」
...いつも陣笠(じんがさ)に馬乗りで...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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