...馬の脚だけは勘忍(かんにん)して下さい...
芥川龍之介 「馬の脚」
...しかし馬の脚は丈夫ですよ...
芥川龍之介 「馬の脚」
...俺もそのためにいつの間(ま)にか馬の脚を忘れていたのであろう...
芥川龍之介 「馬の脚」
...すると彼の馬の脚の蒙古の空気を感ずるが早いか...
芥川龍之介 「馬の脚」
...薄明(うすあか)りの中にも毛色の見える栗毛(くりげ)の馬の脚を露(あらわ)している...
芥川龍之介 「馬の脚」
...「あなた!」常子はこの馬の脚に名状(めいじょう)の出来ぬ嫌悪(けんお)を感じた...
芥川龍之介 「馬の脚」
...馬の脚一本背負わせてかえします...
太宰治 「親友交歓」
...「いるな、馬の脚と、婆(ばば)あは」半ちゃんは岡本の盃(さかずき)へ酌をした...
田中貢太郎 「春心」
...「ただ曳きずって、旦(だん)つくに怒らすばかりじゃいけねえ、新聞に書いてもらうのだ、三段打ち脱(ぬ)きの大標題(おおみだし)で、鮫洲大尽夫人の醜行とかなんとか、処どころに四号活字を入れて書きゃ、ぺちゃんこさ、どうだ」壮い男とお杉を見て、「どうだ、馬の脚と婆あ、これでやられたら、婆あもそのあたりにはいられなくなるし、馬の脚は、もう東京附近では、馬の脚もできないことになるぞ」岡本は何か考えついた...
田中貢太郎 「春心」
...馬の脚って云や俳優だろう...
田中貢太郎 「春心」
...寝帽(ナイトキャップ)をかぶった一人の脊の高い男が馬の脚の間から包みのようなものを抱え上げ...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...馬の脚の間をば恐る恐る歩きながら啄(ついば)んでいた...
永井荷風 「夏の町」
...堺町(さかいちょう)の芝居で馬の脚になった男が贔屓(ひいき)の歓呼に答えて「いゝん/\と云(いい)ながらぶたいうちをはねまわつた」とあるが...
橋本進吉 「駒のいななき」
...本当? どこから持って来たの」「抜いて来たのさ」「――嘘いってら! 蹴るよ」「馬の脚は横へは曲りませんよ...
宮本百合子 「明るい海浜」
...馬の脚なみと同じ速力を競うて...
室生犀星 「野に臥す者」
...しかし赤兎馬の脚で追いつくことは容易であった...
吉川英治 「三国志」
...いきなり下から馬の脚をかついで引っくりかえした猛卒がいる...
吉川英治 「三国志」
...厩(うまや)に気の荒い愛馬の脚ひびきがし出す頃には...
吉川英治 「※[#「さんずい+鼾のへん」、第4水準2-79-37]かみ浪人」
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