...香草を使ってケーキを作るのが大好きです...
...料理に欠かせない香草が何種類かある...
...香草ティーを飲んで気分をリフレッシュしたい...
...パン作りには、香草を効かせた味が美味しい...
...香草の匂いがするシャンプーを使うと、リラックスできる...
...何でも文献に徴すれば、足は蝋石の如く、腿は象牙の如く、臍は真珠貝の孕める真珠の如く、腹は雪花石膏の甕の如く、乳房は百合の花束の如く、頸(うなじ)は白鳩の如く、髪は香草の如く、目は宮殿の池の如く、鼻は城門の櫓の如くだつたと言ふのですから、万人に一人もない美人だつたのでせう...
芥川龍之介 「結婚難並びに恋愛難」
...麝香草(じゃこうそう)や薄荷(はっか)や薔薇(ばら)の咲き乱れた花壇が彼方此方(かなたこなた)に設けられ...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...白菖(マートル)と麝香草(じゃこうそう)とが咲き乱れ...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...麝香草(じゃこうそう)の花を詰めて腐敗を禦(ふせ)ぎ...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...姫の屍体もまたプリゴネと称する薬草の液に浸し麝香草(じゃこうそう)の花を詰めて腐敗を禦(ふせ)ぎ...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...麝香草(じゃこうそう)の花を詰めて腐敗を禦(ふせ)ぐを常としております...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...まったくプリゴネ液と麝香草との作用なのでありますから...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...地面から立麝香草をむしっている彼の姿がよく見うけられた...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...階前の香草馥郁たり...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...とうおいらが持つのは一人の神様一人の王様たった一文(いちもん)に靴片方麝香草(じゃこうそう)に露の玉朝っぱらから飲んだくれ二羽の雀は満腹ぷうばっしいにはじい...
中里介山 「大菩薩峠」
...排香草(ヒソフ)や杉にかこまれし天主の如く...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...は香草の一種であるから字書にカオリグサと訓ませてはあるが...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...麝香草の香い諸地の山中にはジャコウソウと称する宿根草があって...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...薫草(零陵香)の条下に「サテ此ノ本条ノコト前方ヨリ山海経ノ説ニヨリテ麝香草ヲ当ツ...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...一にこれを香草と称え...
牧野富太郎 「植物記」
...彼の香草であるフジバカマの蘭の字を借用し来ったものであって...
牧野富太郎 「植物記」
...事は松尾香草の近世名医伝に見えてゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...かなたの梢(こずゑ)に小鳥の高音(たかね)……近き涼風(すゞかぜ)の中に立麝香草(たちじやかうさう)の香り……わが心は宮(みや)の中(うち)に見たるルイ王とナポレオン皇帝との華麗と豪奢(がうしや)とに酔(ゑ)ひつつあり...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
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