...御飯とお香々、――ありがたし、ありがたし...
種田山頭火 「行乞記」
...小皿のなかの水びたしの菜っぱの香々...
林芙美子 「新版 放浪記」
...俗に藪の中香々(かう/\)といふ事あり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...越後北蒲原(きたかんばら)郡亀代村大字次第浜字香々沢磐城(いわき)双葉(ふたば)郡大久村大字小久字加々部陸前加美(かみ)郡鳴瀬村大字下新田字下下下田(しもかがた)羽後由利郡下川大内村大字加賀沢陸中岩手郡滝沢村大字滝沢字加賀野盛岡の市外にもまた一箇処の加賀野という部落がある...
柳田國男 「地名の研究」
...今の香々地川の流域をさしたものだと説いている...
柳田國男 「地名の研究」
...たとえば美作の苫田郡一宮村大字西田辺(にしたなべ)と香々美(かがみ)村との境なる有木乢(ありきたわ)には...
柳田國男 「地名の研究」
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