...院側の姦を馘るもの一百十余人...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...大使館を馘(くび)になるのでのう...
海野十三 「戦時旅行鞄」
...馘首(くび)になりましてナ...
海野十三 「夜泣き鉄骨」
...結局馘(失業)だ...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...「可哀想に……若し馘首(くび)にでもなって御覧なさい...
辰野九紫 「青バスの女」
...坑道―編者)追いこんだ飢餓の底から引っかへし平台(ひらだい)を輪転機にして束に馘(き)り捷(か)つことを恐れ裏切らせるダラ幹絞め殺すたびに仲間の手がくまれつけ込んで小作の娘買ひに来るみんな馘(くび)切れば機械のサボタアジュ今にとりかへすビルディングに追はれしもやけがわれて夜業の革命歌白粉(おしろい)も買へぬくらしに叛(そむ)き出し昼業と夜業夫婦きりはなし重役の賞与になった深夜業●同誌掲載...
鶴彬 「鶴彬全川柳」
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鶴彬 「鶴彬全川柳」
...喧嘩両成敗の意味もあって馘になっている...
戸坂潤 「社会時評」
...和辻哲郎氏は東北帝大教授藤岡氏のコーエン翻訳をヤッツケて訳者を馘にしたし...
戸坂潤 「読書法」
...また馘(くびき)られんようにした方がいいぜ」「今度のは大丈夫...
戸田豊子 「歩む」
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波立一 「夜明の集会」
...行政機構改革で馘(くび)になったあと...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...彼は其処を馘(くび)になってからというもの...
細井和喜蔵 「モルモット」
...ちよいちよいと難なく私の軍兵は次々に馘られる始末だつた...
牧野信一 「泉岳寺附近」
...労働法によって妊娠五ヵ月以上の婦人労働者は馘首できません...
宮本百合子 「生きるための協力者」
...政府によって言明された大量馘首政策が比較的ゆるやかなテンポで行われているのも勤労階級の組織力によっておされているからです...
宮本百合子 「国際民婦連へのメッセージ」
...許都の辻で馘(くびき)られたという取沙汰がやかましく伝えられていた...
吉川英治 「三国志」
...馘(くびき)りに来たのではない...
吉川英治 「三国志」
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