...万一この脚の見つかった日には会社も必ず半三郎を馘首(かくしゅ)してしまうのに違いない...
芥川龍之介 「馬の脚」
...院側の姦を馘るもの一百十余人...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...この某国大使館では近々先生の馘(くびき)るという話を御書面(ごしょめん)で承知しましたが...
海野十三 「戦時旅行鞄」
...みんな馘になるのじゃ」「はて...
海野十三 「戦時旅行鞄」
...貴女なら馘の心配はないから...
海野十三 「什器破壊業事件」
...学校の方の小使を馘(くび)になりました時に...
大阪圭吉 「幽霊妻」
......
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...敗戦と同時にぼくは会社を馘(くび)になったが...
田中英光 「さようなら」
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鶴彬 「鶴彬全川柳」
...「山本ふみちゃんを馘首(くび)にさしたのもおまえじゃないか」「須田課長のお妾(めかけ)め!」「この蛍(ほたる)ッ」ツネられたり...
徳永直 「工場新聞」
...夫はつまり馘になるために来たのだった...
戸坂潤 「社会時評」
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波立一 「夜明の集会」
...行政機構改革で馘(くび)になったあと...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...先きに馘首された役人連も多くは正道に帰って...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...「馘(くび)や」と怒鳴った...
正岡容 「寄席」
...自分よりもちょっと腕のよいタイピストがあれば自分は馘になります...
宮本百合子 「幸福の建設」
...おれは馘になった落胆もあろうが...
山本周五郎 「陽気な客」
...その場ですぐ彼をも馘(くびき)ってしまった...
吉川英治 「三国志」
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