...「彼女が私の提案に首肯したので、プロジェクトを進めることができました...
...会議で上司が私の意見に首肯してくださったので、緊張が解けました...
...今回の計画について、関係者からの全員の首肯が必要です...
...彼はうなずきながら話を聞いていたので、私は彼が私の言葉に首肯していると感じました...
...あなたの提案には、みんなの首肯がつくと思います...
...玉依姫様(たまよりひめさま)は一々首肯(うなづ)きながら私(わたくし)の物語(ものがたり)に熱心(ねっしん)に耳(みみ)を傾(かたむ)けてくだされ...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...お末はおとなしく首肯(うなづ)いた...
有島武郎 「お末の死」
...何となく首肯(しゅこう)し難い所がある...
江戸川乱歩 「悪霊」
...一切ノ放下と微笑んで御首肯なされ...
太宰治 「右大臣実朝」
...やや口ひきしめて首肯き...
太宰治 「二十世紀旗手」
...」竹さんは何もかも心得顔に、幽かに首肯き、それから枕元の窓のほうに行って、黙って窓の外の景色を眺(なが)めている様子である...
太宰治 「パンドラの匣」
...首肯(うなず)きました...
太宰治 「ろまん燈籠」
...芳子は首肯いた...
豊島与志雄 「生と死との記録」
...」茂夫はにこにこしながら首肯いた...
豊島与志雄 「同胞」
...啓介は黙って首肯いた...
豊島与志雄 「二つの途」
...実際に道庵先生を首肯せしむるだけの科学及び技術上の根拠を持っているのでした...
中里介山 「大菩薩峠」
...容易に首肯される...
新美南吉 「童話における物語性の喪失」
...この考へ方感じ方が通俗的に揮ふ勢力は首肯かれる...
波多野精一 「時と永遠」
...嬉しそうに首肯(うつむ)かれたのでした...
広津柳浪 「昇降場」
...ホテリングはそう首肯いたが...
牧逸馬 「双面獣」
...その傾聴するに足ることは何人(なにひと)と雖も首肯すべきであらう...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...これを主宰した翁の苦心が首肯されるばかりでなく...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...中には新聞の記事なぞを読んで「ハハア成る程」なぞと首肯(うなず)く者が居るかと思うと...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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