...古代日本では敵の首を塚にした「首塚」があり、同様に耳を切り取った場合は「耳塚」が作られたと言われています...
......
饗庭篁村 「木曾道中記」
...小楠公の首塚のある宝篋院である...
上村松園 「楠公夫人」
...しかも、茂太郎が席を設けようかと思案しているあたりの小さな二つの塚は、俚俗に首塚、胴塚ととなえられる二つの塚であります...
中里介山 「大菩薩峠」
...陣街道の首塚と胴塚...
中里介山 「大菩薩峠」
...あのいい男の首塚が...
中里介山 「大菩薩峠」
...月もあるし……大谷吉隆の首塚を...
中里介山 「大菩薩峠」
...あのいい男の首塚が...
中里介山 「大菩薩峠」
...俗に首塚ともいうそうだが...
長谷健 「天草の春」
...鬼の首塚等の名あれば...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...酒呑童子(しゅてんどうじ)の首塚がある...
吉川英治 「私本太平記」
...寺宝の文書(もんじょ)や内陣の諸仏を見てから、正成の首塚、建掛(たちか)ケの塔(とう)の辺りに立つ...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...この店の首塚のある所から横道へ曲って...
吉川英治 「宮本武蔵」
...首塚の松このうえと...
吉川英治 「宮本武蔵」
...もっとも大蔵が喫っているのは、木曾一の大家(たいけ)の主人であるから、不審には思わなかったが、今、首塚の松の下で、スパリスパリと喫っている蛍火ほどな煙草の火には、恐ろしい疑念がわいた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...「城太」「はい」「木曾の方へ、前ぶれの飛脚は出しておいたろうな」「手筈しておきました」「では、首塚の松へ、木曾の衆が来て、こよい待ち合せているわけだの」「そうです」「時刻は」「夜半(よなか)といっておきましたから、これから参れば、ちょうどよい頃になりましょう」老いたるほうは連れの者を城太とよび、若い方は一方を、おやじ様とよんでいる...
吉川英治 「宮本武蔵」
...二頭の荷駄は首塚の丘へのぼって行った...
吉川英治 「宮本武蔵」
...首塚の松このうえと...
吉川英治 「宮本武蔵」
...首塚の松の根に埋(い)けておいた数年間の稼ぎをも併せて...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??