...おっかさんの首っ玉にとびつきました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「雪の女王」
...二人の首っ玉をおさえるつもりのように思われる...
海野十三 「火星兵団」
...ミミーの首っ玉には翠(みどり)色のリボンが結びつけてあった...
海野十三 「軍用鼠」
...自分は間へ挟(はさ)まりながら両手で二人の首っ玉へかじり着くようにしていた...
谷崎潤一郎 「細雪」
...――「おかしな話だなあ!……声もかけずにいきなり首っ玉へかじりつくなんて...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「接吻」
...わたしの首っ玉には...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...首っ玉へ例の風呂敷を括(くく)りつけたので...
中里介山 「大菩薩峠」
...小娘から首っ玉へかじりつかれて...
中里介山 「大菩薩峠」
...あの娘の首っ玉へでも齧(かじ)りついていたのに...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...人間の首っ玉へ、投げ罠なんか引っ掛ける野郎は、どう考えたってその男の外にはねエ」佐吉は憤々(ふんぷん)として作松の物悲しい顔を指すのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...手拭を首っ玉に巻いた姿で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...子供じゃあるめえし」平次は自分の首っ玉から少しじゃけんに女房のお静を引離しました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...八五郎の首っ玉にかじりつくのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...七人あっしの首っ玉に噛り付いて匂わせの...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...首っ玉へ噛り付いてやりましたが――」「ひどい事をするじゃないか」「天下御免で――良い匂いでしたよ」「それだけか」「下男の幹助の懐中(ふところ)も匂いました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...エザウの首っ玉をつかんでつるさげておいて...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トビアス・ミンデルニッケル」
...こんど会ったら仔犬のように首っ玉へ飛びついてやろうと...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
...こっちの首っ玉へぶらさがって来て...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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