...二人の首っ玉をおさえるつもりのように思われる...
海野十三 「火星兵団」
...ミミーの首っ玉には翠(みどり)色のリボンが結びつけてあった...
海野十三 「軍用鼠」
...俺達の首っ玉を引きずって吹雪の...
江森盛彌 「赤兵の歌」
...いきなり太い首っ玉にかじりつく...
谷譲次 「字で書いた漫画」
...お母さんの首っ玉へかじりついた...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「少年たち」
...クリスマスの用意に鵞鳥(がちょう)をつかまえてひざの間にはさんで首っ玉をつかまえて無理に開かせた嘴(くちばし)の中へ五穀をぎゅうぎゅう詰め込む...
寺田寅彦 「読書の今昔」
...あれの首っ玉へかじりついてやれ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...はては首っ玉にかじりついて来た...
豊島与志雄 「反抗」
...手拭を首っ玉に巻いた姿で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お栄はいきなり平次の首っ玉へ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...子供じゃあるめえし」平次は自分の首っ玉から少しじゃけんに女房のお静を引離しました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...いきなりあっしの首っ玉に噛り付きそうな空合でしたよ」「馬鹿な」「それは嘘だが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...兵二郎の首っ玉へすがりつくように...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...きっと毎朝小さな色褪せた茶色の風呂敷を首っ玉へ巻きつけて...
正岡容 「寄席」
...首っ玉へ巻き付け...
山本笑月 「明治世相百話」
...首ッ玉を――そのまた首っ玉を...
吉川英治 「松のや露八」
...……』――まあパパ!』マーシャは最初お父さんの首っ玉へかじりつきましたが...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「真珠の首飾り」
...こっちの首っ玉へぶらさがって来て...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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