...饑渇感がある。 (Jikatsukan ga aru...
...饑渇に悩まされる...
...饑渇を癒す。 (Jikatsu o iyasu...
...饑渇状態だ。 (Jikatsu joutai da...
...饑渇を防ぐ。 (Jikatsu o fusegu...
...午(ひる)ごろより饑渇(きかつ)を覚ゆること切なり...
芥川龍之介 「鸚鵡」
...饑渇(きかつ)愈(いよいよ)甚だし...
芥川龍之介 「鸚鵡」
...六十何銭かは堀川保吉に精神的饑渇(きかつ)の苦痛を与えた...
芥川龍之介 「十円札」
...饑渇に迫られ、犬仲間との交を恋しく思って、時々町に出ると、子供達が石を投げつける...
レオニイド・アンドレイエフ Leonid Andrejew 森鴎外訳 「犬」
...饑渇(きかつ)の攻(せめ)や...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...饑渇(きかつ)の攻(せめ)や...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...思想はたえず相尅(さうこく)しとはに盡きぬはその饑渇(きかつ)...
エミイル・※[#濁点付き片仮名ヱ、1-7-84]ルハアレン Emile Verhaeren 上田敏訳 「不可能」
...ミルトンの詩(し)を高(たか)らかに吟(ぎん)じた処(ところ)で饑渇(きかつ)は中(なか)々に医(い)しがたくカントの哲学(てつがく)に思(おもひ)を潜(ひそ)めたとて厳冬(げんとう)単衣(たんい)終(つひ)に凌(しの)ぎがたし...
三文字屋金平 「為文学者経」
...義を慕う者の饑渇は充分に癒さるべしとのことである...
内村鑑三 「聖書の読方」
...今から素手(すで)で世の中に飛出す以上は饑渇(きかつ)と戦う覚悟がなけりゃならぬ...
高浜虚子 「子規居士と余」
...暑さと饑渇とつかれで...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」
...饑渇にたえてひたすら天日にあこがれる...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...我が身の饑渇(きかつ)を恐るるにあり...
福田英子 「妾の半生涯」
...或は赤い灰を塗つて置く――夫れで山間獨住饑渇を忍び且多年の間爪先で立つて居る――是も暫くなら誰でも堪へ得らるるが...
松本文三郎 「世界に於ける印度」
......
室生犀星 「愛の詩集」
...発作的に襲つて来る孤独とその惨忍とから救はれたことか! あらゆる智識階級者の苦しんで求めて居て為らざる愛! その愛の行方! 愛の饑渇! その全てに...
室生犀星 「愛の詩集」
...一家八人は此に由つて饑渇を免れた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...あれほどの饑渇(きかつ)をもって苦痛を請い求め・その徳を練磨した・過去の・人々を...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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