...往来餽遺(おうらいきい)...
田中貢太郎 「愛卿伝」
...晋国の巡撫から十人の女の楽人を餽(おく)ってきた...
田中貢太郎 「続黄梁」
...なるべく大金を餽(おく)って片付けやってくれ...
南方熊楠 「十二支考」
...シシリーではかかる牝鶏は売りも餽(おく)りもせず...
南方熊楠 「十二支考」
...犬がどうして人に金の皿を餽(おく)るものか...
南方熊楠 「十二支考」
...榛軒が金を餽(おく)つて賀し...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...衣食に窮せぬだけの財を餽(おく)ったので...
森鴎外 「魚玄機」
...竜池は急に諸役人に金を餽(おく)って弥縫(びほう)し...
森鴎外 「細木香以」
...百両余の金を餽(おく)り...
森鴎外 「渋江抽斎」
...半(なかば)は留(とど)めて母に餽(おく)り...
森鴎外 「渋江抽斎」
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