...蛇(ぢや)の餌(えぢき)餝(かざ)て...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...青葉の山を餝(かざ)りて...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...定暁僧都の室に於て落餝し給ふ...
太宰治 「右大臣実朝」
...几帳御厨子(きちょうみずし)の餝(かざり)...
田中貢太郎 「蛇性の婬」
...金銀(こがねしろがね)を餝った太刀を出して来て...
田中貢太郎 「蛇性の婬」
...玄奘より二百余年前渡天した法顕の紀行にも竺刹尸羅(たくちゃしら)国で仏前生に身を捨て餓虎に施した故蹟に諸宝玉で餝(かざ)った大堵波あり...
南方熊楠 「十二支考」
...六升の器のごとく口径数寸餝(かざ)るに土堊(どあ)を以てす...
南方熊楠 「十二支考」
...鎌倉時代に土御門通方卿(つちみかどみちかたきょう)が筆した『餝(かざり)抄』に...
南方熊楠 「十二支考」
...とうとうあたしはいっしょにされてしまったのよ」「餝屋さんだったんですか...
山本周五郎 「ひとでなし」
...餝屋さんの一人娘に生れて...
山本周五郎 「ひとでなし」
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