...餓虎が食を欲すれば身を餓虎に與へ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...餓虎にその身を供養したといふ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...釋迦前生の餓虎供養...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...併しそれが唯身體を餓虎に噛ましめることの喜び...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...この場合にも猶身を餓虎に供養し...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...餓虎供養若しくは左の頬の譬喩の理由をなすものは...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...7聖者が餓虎に逢ひて敢て抗はず...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...その自我は超然として餓虎又は惡者の意志に染着せらるゝところがない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...餓虎にその身を與へること...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...恰も膏肉を餓虎に與へたる如しとて...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...恰も膏肉を餓虎に与へたる如しとて...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...北涼の法盛訳『菩薩投身餓虎起塔因縁経』に拠れば如来前身乾陀摩提国(かんだまじこく)の栴檀(せんだん)摩提太子たり...
南方熊楠 「十二支考」
...太子種々その身の過悪を訶責し今我血肉を以てかの餓虎を救い舎利骨のみ余(のこ)されん...
南方熊楠 「十二支考」
...玄奘より二百余年前渡天した法顕の紀行にも竺刹尸羅(たくちゃしら)国で仏前生に身を捨て餓虎に施した故蹟に諸宝玉で餝(かざ)った大堵波あり...
南方熊楠 「十二支考」
...餓虎(がこ)に生餌(いきえ)を見せるようなものだ...
吉川英治 「三国志」
...終日の血の飢えを一気に満たさんとする餓虎のように喚(おめ)きでた...
吉川英治 「三国志」
...いわゆる餓虎餓狼(がこがろう)ばかりである...
吉川英治 「三国志」
...仏の身肉を貪り食った餓虎は...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
便利!手書き漢字入力検索