...行者は寝台に横たわったまま餓死していた...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...それからこのろくろ首の亡霊のために施餓鬼を行った...
小泉八雲 田部隆次訳 「ろくろ首」
...子供というより「餓鬼」といったほうがぴったりする...
谷譲次 「踊る地平線」
...いまだ飢餓に瀕して羊肉・葡萄酒を沽(か)うものあらず...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...この人は途中で餓鬼(がき)どもと喧嘩(けんか)をしたんですってさ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...餓鬼(がき)のくせに」「金助...
中里介山 「大菩薩峠」
...餓えたる行動は、一気に遂行する勇気と、興味に乏しいから、自(みづか)ら其行動の意義を中途で疑ふ様になる...
夏目漱石 「それから」
...あいつが餓鬼大將(がきだいしやう)になつて能(よ)く喧譁(けんくわ)をしに行(い)つた事(こと)がありますよ」と坂井(さかゐ)は御互(おたがひ)の子供(こども)の時(とき)の事(こと)迄(まで)一口(ひとくち)洩(も)らした...
夏目漱石 「門」
...餓死に瀕(ひん)した一行の救い主であった...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...煙草に餓ゑて、彼は八幡村から廿日市まで一里半の路を吸殻を探して歩いて行つた...
原民喜 「氷花」
...再び飢餓がつづいた...
原民喜 「鎮魂歌」
...あいつらを餓死させてやるといって...
久生十蘭 「ノア」
...遮莫(さもあれ)おれにしたところで、憐(いとお)しいもの可愛(かわゆい)ものを残らず振棄てて、山超え川越えて三百里を此様(こん)なバルガリヤ三界(がい)へ来て、餓えて、凍(こご)えて、暑さに苦しんで――これが何と夢ではあるまいか? この薄福者(ふしあわせもの)の命を断ったそればかりで、こうも苦しむことか? この人殺の外に、何ぞおれは戦争の利益(たし)になった事があるか?人殺し、人殺の大罪人……それは何奴(なにやつ)? ああ情ない、此おれだ!そうそう、おれが従軍しようと思立った時、母もマリヤも止めはしなかったが、泣いたっけ...
ガールシン 二葉亭四迷訳 「四日間」
...もし扱いを誤ると何百という家族が寒気と飢餓で死ぬだろう...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「四日白魔」
...沢山な打撲傷とひどい飢餓状態以上のものではないことがわかつた頃には...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...「人みしりをしねえ餓鬼(がき)だ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...火を振っている!狭間(はざま)から松明(たいまつ)を振っている!」「味方だ」「餓死(がし)に頻している城の者だ」駈けつけつつ...
吉川英治 「新書太閤記」
...その頬には饑餓(きが)の色がただよい...
リットン Edward George Earle Bulwer-Lytton 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
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お使い物 ひとたまりもない 聞くは一時の恥、聞かぬは末代の恥
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