「餓」の意味
飢えること
小説での「餓」の使い方
...何よりも彼の餓(う)えていた本や雑誌を買う為だった...
芥川龍之介 「大導寺信輔の半生」
...餓虎供養若しくは左の頬の譬喩の理由をなすものは...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...じっさい餓鬼は餓鬼を誘い...
谷譲次 「踊る地平線」
...相変らず多勢の餓鬼大将になって弱い者いじめをして居る代り...
谷崎潤一郎 「少年」
...餓を忍んでも暮さなければならないような境遇であった...
田山花袋 「トコヨゴヨミ」
...野良狐(のらぎつね)のように餓えかつえてお料理場の油揚の切れっぱしをでも漁(あさ)りに来たかのように聞えて...
中里介山 「大菩薩峠」
...粟も稗も餓ゑばうまけむ...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...辛(から)くも餓えを凌(しの)ぎながら勉強を続けるのほかはなかった...
野村胡堂 「楽聖物語」
...その時分『女鑑』だとか『大日本女学講義録』などが出て、学びたい餓えを、すこしばかりは満たしてくれた...
長谷川時雨 「渡りきらぬ橋」
...己は餓ゑ、さらに彼等は餓えるだらう...
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...殊に飢餓や窮乏による貧民階級の多数の死亡...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...1)Id. c. iv. p. 165 ; c. x. p. 397.『アジイガルタは餓死に瀕して...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...闘争と餓えとの間から萌え出した...
宮本百合子 「「インガ」」
...すがり付いて互いに手を引き合った八人の男女の子供達――餓え疲れて眼ばかりキョトキョトさせ...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...じっと動かない餓えた目の光が看視の隙をねらっては発せられた...
室生犀星 「或る少女の死まで」
...木の皮も喰いたいような飢餓(きが)に襲われた...
吉川英治 「剣の四君子」
...かやせ! かやせ!」餓鬼の声である...
吉川英治 「宮本武蔵」
...その晩、飢餓の一家は、塩ユデの馬鈴薯をふウふウいって喰べあった...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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