...「餌箱を置いても、野良猫に取られてしまった...
...「今日は餌箱に入れた餌が足りないので、明日買ってくる...
...「餌箱をセットして、「こっち、こっち」と呼びかけると、鳥たちが飛んでくる...
...「餌箱には鷹や猛禽類が寄ってきて、その動きを観察するのも楽しい...
...「餌箱を置いた場所によっては、周囲の景色にマッチする色や形にすると、鳥たちが寄りやすくなると言われている...
...艫(とも)から餌箱を胴の間に廻しながら...
梅崎春生 「狂い凧」
...餌箱の中には、泥にまみれたゴカイが、びくびく動いている...
梅崎春生 「狂い凧」
...その子供たちは餌を使い果たしたのか、人の魚籠(びく)を見て廻ったり、脚を組んで沖を眺めたり、そんなことばかりしていたんだが――、ふと僕は餌をつけかえようとして、傍の餌箱を見た...
梅崎春生 「魚の餌」
...自分の餌箱を脇に引き寄せていたのだ...
梅崎春生 「魚の餌」
...餌箱をぶら下げて...
梅崎春生 「魚の餌」
...餌箱をカタカタ鳴らして自分の腕に呼び下したり...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「美人鷹匠」
...餌箱を入れる戸口から夜の戸外へ出てゆきました...
林芙美子 「梟の大旅行」
...餌箱の中の餌の「チラ」がもう見えなくなつた...
葉山嘉樹 「氷雨」
...百々子に餌箱を持たせてプールの縁にあぐらをかき...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...ふしぎさうに餌箱を見上げますが...
宮原晃一郎 「幸坊の猫と鶏」
...小さな餌箱(えさばこ)を樹の蔭に置いて...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...私の家では餌箱に粟を絶やさず...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...というのは、そういう人は高価な継ぎ竿を幾本も持っているし、魚籠(びく)、餌箱(えばこ)、帽子から服から靴まで、すべてその道の装具をきちんと揃(そろ)えている...
山本周五郎 「青べか物語」
...魚籠にも餌箱にもどこかで見た記憶がある...
山本周五郎 「いさましい話」
...ああこれは駄目だあ」老人は斧田の餌箱を覗(のぞ)いて頭を振った...
山本周五郎 「麦藁帽子」
...宇乃は、もう少しと云いたげな眼で、甲斐の顔を見まもったが、甲斐は気がないようすで糸を巻き、餌箱を持った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...餌箱(えばこ)を紐(ひも)で肩に掛けていた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...片手に釣竿と餌箱を持っていた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
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