...来週のお祭りで餅菓子を食べたいです...
...餅菓子を作ってみたけど、硬くて食べられなかった...
...お土産に餅菓子を持って帰りました...
...餅菓子って、お団子よりも甘い味がするよね...
...お正月には餅菓子を食べるのが日本の習慣です...
...主人の細君に餅菓子を供(そな)えてもらった...
岩野泡鳴 「猫八」
...初め私たちは餅菓子屋の習慣にならって臨時に搗屋を雇ったものです...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...餅菓子は同じ菓子類であっても...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...かくの如くにして、一時的な大売出しの計画に成功せんとするよりも、むしろ一日一日の確実な売上げ増進に努力し来り、それがためには、味付パンに加うるに餅菓子兼営をもって、商売の繁閑盛衰を平均し常に製造販売の全能力を発揮するように考慮をめぐらして来た私は、その後新しく西洋菓子に手を染めたのに対し、またまた食パンの大量製産を始めてこれが調和を図り、今日では味付パン、餅菓子、食パン、西洋菓子の四工場を各々交互に伸縮自在ならしめ、一ヶ年間を通じて少なくも繁閑の変動なしにその全能力を挙げ得らるる仕組みにしている...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...そこで冬忙しい餅菓子を始めた...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...その次に来た弟子は日本橋馬喰町の裏町に玉村という餅菓子屋がありましたが...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...角(かど)の菓子屋で餅菓子を買って来る...
田山花袋 「田舎教師」
...餅菓子と煎餅とが菊の花瓶(かびん)の間に並べられる...
田山花袋 「田舎教師」
...すぐ近処の姉の家に寄って――姉が餅菓子か何か買って行って茶を入れたりなどしたけれど――私は茶も菓子も欲しくない...
近松秋江 「雪の日」
...東京ではおやつに餅菓子が出るよ」なんか村の者に自慢して居ました...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...餅菓子やパンなども浮み出て来るので...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...みるみる餅菓子の堤がくずれて...
中里介山 「大菩薩峠」
...餅菓子よりははるかに高価であったという...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...餅菓子とか――」「よしッ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その他に餅菓子の注文もした...
長谷川時雨 「芳川鎌子」
...しがらきやわらび餅とて葛餅を小さくしたような餅菓子の類を粋(すい)な手拭で顔を包んだ若い衆が屋台を引っ叩って売りにきた...
正岡容 「寄席」
...餅菓子の上等はどうか...
正岡子規 「明治卅三年十月十五日記事」
...家康は平生餅菓子を食はなかつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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