...そのいろいろの飾り物の中で...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...三年間ただ茶箪笥の上の飾り物になっていて...
太宰治 「家庭の幸福」
...二階の休憩室には色々な飾り物が所狭く陳列してあって...
寺田寅彦 「初冬の日記から」
...今時の甲冑は飾り物に過ぎないが...
中里介山 「大菩薩峠」
...番頭の忠吉は佛樣の飾り物の世話に手一杯で不氣味な出來事に恐れをなしたか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...山笠の飾り物も、商売人に頼まず、子分たちが総がかりでこしらえた...
火野葦平 「花と龍」
...――芸術家祭の仮装衣裳、飾り物、花瓶、装身具や置物、裸の小像や女の胸像、異教精神の美しい甦生、巨匠による高名な美婦たちの肖像、濃厚に飾りたてた恋愛詩や、芸術上の宣伝冊子といったようなものが、ピラミッドの形に高くつみ上げられて、彼自身の怖ろしい言葉に屈伏した民衆の歓声裡に、ぱちぱち音を立てながら、焔となって燃えつくしてゆくのを見た...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「神の剣」
...つまり彼らの黄金はお飾り物以外には用いられず...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...床の間の飾り物ではない...
柳宗悦 「工藝の道」
...御神酒徳利(おみきどっくり)に差す飾り物で...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...笹竹飾り物を流しに行くのである...
柳田国男 「年中行事覚書」
...その藁製の飾り物をポッポカラといっている...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...月見の飾り物を前に酒肴(しゅこう)の膳(ぜん)を置いた...
山本周五郎 「その木戸を通って」
...母と父の膝を往き来しながら上機嫌にはしゃぎ飾り物の団子(だんご)をたべるのだと...
山本周五郎 「その木戸を通って」
...これは宴席の飾り物としての事で...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...ただ、本牧のお別荘に着くまでの途中、人目につくといけないというんで、こうして、飾り物になって、おつきあいしているに過ぎませんのさ」「なるほど!」島崎はすぐ落着いた...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...大人(おとな)げない飾り物だ――と日頃からいっていて...
吉川英治 「新書太閤記」
...家康の飾り物にされ...
吉川英治 「新書太閤記」
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