...戰利の品を飽く迄も水師の中に運ぶべく...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...トロイアの軍に對して日暮まで飽く迄奮ひ鬪ふを』270 助産の神女...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...飽くまでも洗錬琢磨された芸術的感激しか与へないのである...
永井荷風 「谷崎潤一郎氏の作品」
...そういうことにも飽くと...
新美南吉 「おじいさんのランプ」
...飽くまでも消滅することなく...
波多野精一 「時と永遠」
...飽くまでも口だけは達者に...
牧野信一 「父の百ヶ日前後」
...飽くまでも無言のまゝ...
牧野信一 「南風譜」
...それは私にとつてはやはり飽くまでも客観的のもので...
牧野信一 「二日間のこと」
...飽くなき魔宴(サバト)に籠絡されて...
牧野信一 「ユリイカ・独言」
...自分は飽くまでも薄倖(はっこう)な女である...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...因業な飽くことを知らぬ精神の結果である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...飽くことなく、じっと、どこかついその辺から...
山本周五郎 「夕靄の中」
...飽くまで高貴な言葉を自分に向つて呟かねばおけなかつた...
横光利一 「火の点いた煙草」
...飽くまでも研(みが)き高められてゆく...
吉川英治 「剣の四君子」
...飽くほど、頬ずりして、泣く泣く彼女が手から離した子は下僕の捨次郎に今、負ぶわれている...
吉川英治 「新書太閤記」
...飽くまでひとを煙に巻いて逸早(いちはや)く去ろうとする気振りだったが...
吉川英治 「新書太閤記」
...俺たちは飽くまでやろうぞと...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...生きるに飽くことを知らない人だった...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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