...なお飽き足らずに屍体を運ぶ二人の後を附け...
海野十三 「白蛇の死」
...あさってと言われるのにも飽きて...
大杉栄 「日本脱出記」
...』飛行機にはもう飽きあきしているというような顔で...
谷譲次 「踊る地平線」
...どうしてその後飽きもしないで...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...飽きることを知らない農村の子女が...
戸坂潤 「読書法」
...彼らは飽き果てた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...話にも飽き、昼間の疲れも出てくると、めいめい寒さを防ぐために互いに身体をくっつけあいながら藁の上に横になった...
中島敦 「虎狩」
...他合もないことを飽きずに語り合つて...
牧野信一 「冬の風鈴」
...うやうやしてきみを飽きることも知らないで眺めている...
室生犀星 「蜜のあわれ」
......
山之口貘 「山之口貘詩集」
...庭の中を飽きずに歩きまわったりした...
山本周五郎 「その木戸を通って」
...こんな茶番狂言には飽き飽きした...
山本周五郎 「ひとごろし」
...殆んど飽きることを知らない...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...決して飽きるということはない...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...勤めの単調さに飽きていた...
山本周五郎 「山彦乙女」
...探偵劇だのには飽き飽きしているのですからね...
夢野久作 「二重心臓」
...磔刑(はりつけ)にしてくるる所存(しょぞん)です」「磔刑に」「……なお飽き足りはいたしませぬが」「いや待て...
吉川英治 「新書太閤記」
...日が暮れてもまだ飽きないで...
吉川英治 「新書太閤記」
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