...飴細工のように曲ったり溶けたりしている軍艦淡路の艦体をいちいちていねいに見てまわりました...
海野十三 「怪塔王」
...戦車はどろどろと飴(あめ)のように熔けてゆくのであった...
海野十三 「人造人間エフ氏」
...女給仕が急に飴(あめ)ちよこのやうな甘い笑窪(ゑくぼ)を見せてちやほやしてくれた...
薄田泣菫 「茶話」
...好い声で飴(あめ)を売りながら流して歩いて評判でした...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...まあ飴でもたべませう...
豊島与志雄 「スミトラ物語」
...飴湯のやうに甘く解けてしまはない...
長谷川時雨 「水色情緒」
...そして「夕映えを染めた如き」などゝ得意になつてお世辞を云つた飴色の豊満な巻髪をたくわへた十八の娘が...
牧野信一 「熱海線私語」
...酸漿屋(ほおずきや)・簪屋(かんざしや)・飴屋(あめや)などが店を張っていた...
松本泰 「暴風雨に終わった一日」
......
三好達治 「短歌集 日まはり」
...飴玉をしやぶりながら...
三好達治 「霾」
...後にはケヅリ飴と謂つて鑿を以て削り取り...
柳田國男 「食料名彙」
...飴形という言葉は...
柳田國男 「食料名彙」
...タグリアメ水飴はだんだんと固くなって来た...
柳田國男 「食料名彙」
...ヨリコはまた綿飴(わたあめ)ともいう土地があり...
柳田国男 「木綿以前の事」
...飴に付いている杉箸(すぎばし)のような物を...
山本周五郎 「青べか物語」
...あとは重湯や水飴(みずあめ)を与えるのだが...
山本周五郎 「日本婦道記」
...いよいよ飴売(あめう)り傀儡師...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...そこへ持ってゆけば立派にテッポ玉(飴)一個と交易された...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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