...吾人をして僅に自信を保たしむる者は實に此飴細工の加藤清正である...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...まるで飴(あめ)のように...
海野十三 「怪星ガン」
...飴(あめ)のようにぐんぐん伸びていった...
海野十三 「空気男」
...飴(あめ)ん玉(だま)か京白粉(きやうおしろい)の話でもして...
薄田泣菫 「茶話」
...裏町に飴屋(あめや)の太鼓の音がしていた...
徳田秋声 「縮図」
...飴や玩具類の屋台店が立ち並び...
豊島与志雄 「母親」
...遠くの方(はう)から飴売(あめうり)の朝鮮笛(てうせんぶえ)が響(ひゞ)き出した...
永井荷風 「すみだ川」
...櫛が一つ――こいつは鼈甲(べつかふ)ですよ」八五郎は飴色の大振りな櫛を一つ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あめをけ(飴桶(あめをけ))一...
長谷川時雨 「尼たちへの消息」
...終ひには涎の飴がだらだらと私の首筋へ流れ落ちて来たではないか...
牧野信一 「剥製」
...水飴を混じて飲みやすくしたものの名であったという(浮世鏡三)...
柳田國男 「食料名彙」
...同時に竹の皮を飴の皮と呼ぶくらいに...
柳田國男 「食料名彙」
...たいていが飴(あめ)売りとか...
山本周五郎 「雨あがる」
...怒ってでもいるように子供に飴でも買ってやれと云った...
山本周五郎 「柳橋物語」
...蕎麦はモリ、カケ八厘が相場、湯銭も大人八厘、八百屋乾物屋にもひとやま一袋八厘の札が見え、縁日の玩具屋前通りは八厘、そのほか夏の氷水、ところ天、冬の甘酒、飴湯まで、たいていは天保本位、銅貨の一銭より大きいだけに、欲のない連中はこの方へ手を出したが、とうとう明治の十九年限りで通用禁止、その後は全く古銭扱いだが、今見るとよくもこんな無器用な恰好の銭を調法がって持ち歩いたものだとつくづく感心...
山本笑月 「明治世相百話」
...鍋の汁は次第にとろりとした飴色の粘液に変って来る...
横光利一 「夜の靴」
...堺町の歌舞伎飴のみやげを持って...
吉川英治 「大岡越前」
...うまい飴(あめ)ン棒(ぼう)でもしゃぶらしてやろうと思って...
吉川英治 「神州天馬侠」
便利!手書き漢字入力検索
