...飲んだくれ本性たがわずということを知らんな...
有島武郎 「星座」
...ただの兵隊はみんな飲んだくれで...
大杉栄 「日本脱出記」
...たまたま今晩は飲んだくれていなかったんでね...
R.W. チェンバース R.W. Chambers The Creative CAT 訳 「四風の街」
...飲んだくれの悪漢ときめてしまって...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「自転車嬢の危難」
...零落した宿なしで病身の父親イリヤはひどい飲んだくれで...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...こんな飲んだくれの間に...
豊島与志雄 「在学理由」
...其後、どうしたものか、まあ私の不徳の至すところ、ふしだらの至すところ、だんだん疎遠になり、飲んだくれとか、ペンキ屋さんとか、有難くない愛称を頂戴した始末さ...
豊島与志雄 「自由人」
...飲んだくれの情知らずで...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」
...堕落した飲んだくれの小役人マフリキエフの為めには姑(しうとめ)である...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...嬶も飲んだくれで...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...飲んだくれでな――玉井金五郎が...
火野葦平 「花と龍」
...きっとチチコフ氏の買った百姓は飲んだくれでしょうさ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...ひょっとしてただの飲んだくれかもしれないし...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...帰らない飲んだくれの父を捜して彼方此方彷徨(さまよ)った有様を憐れっぽく話した...
宮本百合子 「或る日」
...飲んだくれる...
宮本百合子 「「インガ」」
...懶けて飲んだくれな非階級的労働者...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...怖ろしい飲んだくれだな」「どうしたんだい寝ているのかい」などと...
吉川英治 「剣難女難」
...そう飲んだくれとばかり思うているから困る...
吉川英治 「三国志」
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