...まだ飲んだくれにならないやさしいおとうちゃんであった...
江戸川乱歩 「影男」
...この飲んだくれの兵隊どもはまだいいとしても...
大杉栄 「日本脱出記」
...忰の僕が飲んだくれぢや世間体が悪いからね...
薄田泣菫 「茶話」
...たまたま今晩は飲んだくれていなかったんでね...
R.W. チェンバース R.W. Chambers The Creative CAT 訳 「四風の街」
...この叔母が飲んだくれの叔父に...
徳田秋声 「足迹」
...飲んだくれの父のために...
徳田秋聲 「或売笑婦の話」
...飲んだくれだの碌でなしだのと叱りつけるんだが...
豊島与志雄 「黒点」
...飲んだくれの情知らずで...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」
...惣太は飲んだくれであったけれど...
中里介山 「大菩薩峠」
...先生であるあの飲んだくれの強さは...
中里介山 「大菩薩峠」
...子供のときに飲んだくれの醜態(しゅうたい)を見て...
新渡戸稲造 「自警録」
...きっとチチコフ氏の買った百姓は飲んだくれでしょうさ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...飲んだくれ者が……...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...飲んだくれどもが...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...飲んだくれて暴れたから...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...帰らない飲んだくれの父を捜して彼方此方彷徨(さまよ)った有様を憐れっぽく話した...
宮本百合子 「或る日」
...外側から見ればただ飲んだくれてるようにみえるだろうけれども...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...また飲んだくれて帰りおったか」口叱言(くちこごと)を呟きながら...
吉川英治 「剣難女難」
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