例文・使い方一覧でみる「飲む」の意味

...手づから料理して父と一緒に飲む... 手づから料理して父と一緒に飲むの読み方
石川啄木「刑余の叔父」

...真昼の日盛りに酒を飲む... 真昼の日盛りに酒を飲むの読み方
犬養健「亜剌比亜人エルアフイ」

...「歌ってもいいものかな？」「お通夜というものはも少し静かに飲むべきじゃないですかねえ」あちこちから声がする...
梅崎春生「風宴」

...実を言うと僕は君たちと酒を飲むのはいつだってちっとも愉快じゃないのだ...
相馬泰三「六月」

...このかたとお茶を飲むのは... このかたとお茶を飲むのはの読み方
太宰治「乞食学生」

...「だから俺はそんな日本の妙な薬なぞを飲むのは厭（いや）だと言ってるのに... 「だから俺はそんな日本の妙な薬なぞを飲むのは厭だと言ってるのにの読み方
橘外男「葛根湯」

...どうも飲み足らない、といふよりも、昨夜からの酒が身内に滞つて欝結してゐる、また街へ出かけて飲み歩く、幸か不幸かＴ君に逢ふ、いつしよに飲む、とうたう酔ひつぶれてしまつた、それでも戻ることは戻つた、いつ、どうして戻つたかは覚えないが！近来めづらしいヘベレケぶりであつた... どうも飲み足らない、といふよりも、昨夜からの酒が身内に滞つて欝結してゐる、また街へ出かけて飲み歩く、幸か不幸かＴ君に逢ふ、いつしよに飲む、とうたう酔ひつぶれてしまつた、それでも戻ることは戻つた、いつ、どうして戻つたかは覚えないが！近来めづらしいヘベレケぶりであつたの読み方
種田山頭火「其中日記」

...燗をして飲む酒でないということを知って... 燗をして飲む酒でないということを知っての読み方
中里介山「大菩薩峠」

...かつては浅草で左官をしていた彦兵衛、飲む、打つの道楽が嵩（こう）じて、一時は巾着切りの仲間にまで身を落しましたが、今から五年前、別れていた女房の末期（まつご）の諫（いさ）めに、翻然（ほんぜん）として本心に立ち還（かえ）り、娘のお富を引取って、神田で堅人（かたじん）に生れ変った経緯（いきさつ）――平次は何もかも知っていたのです... かつては浅草で左官をしていた彦兵衛、飲む、打つの道楽が嵩じて、一時は巾着切りの仲間にまで身を落しましたが、今から五年前、別れていた女房の末期の諫めに、翻然として本心に立ち還り、娘のお富を引取って、神田で堅人に生れ変った経緯――平次は何もかも知っていたのですの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...私はたてつづけに三四杯飲む... 私はたてつづけに三四杯飲むの読み方
林芙美子「新版　放浪記」

...その壺の牛乳を飲むと... その壺の牛乳を飲むとの読み方
ナサニエル・ホーソン　Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」

...終に生命を以て感情の犠牲として刀剣に伏し毒薬を飲むと何ぞ異ならんや...
正岡子規「読書弁」

...ゴクゴクと一気に飲む）ふう――うめえトウだ... ゴクゴクと一気に飲む）ふう――うめえトウだの読み方
三好十郎「樹氷」

...為事が一つ片附くと、朝日を一本飲む... 為事が一つ片附くと、朝日を一本飲むの読み方
森鴎外「あそび」

...飲むほうはひきうける... 飲むほうはひきうけるの読み方
山本周五郎「新潮記」

...気持が悪くて飲む気にならぬ』『おれも実は... 気持が悪くて飲む気にならぬ』『おれも実はの読み方
吉川英治「新編忠臣蔵」

...外で飲む快酔と書斎のうちの徹夜と... 外で飲む快酔と書斎のうちの徹夜との読み方
吉川英治「梅※［＃「風にょう＋思」、第4水準2-92-36］の杖」

...水は茶に汲んで飲むと甘味（うま）い... 水は茶に汲んで飲むと甘味いの読み方
吉川英治「宮本武蔵」

「飲む」の読みかた

「飲む」の書き方・書き順

いろんなフォントで「飲む」