...少々酒に飲まれる方だが...
種田山頭火 「其中日記」
...酒を飲んでゐるうちに酒に飲まれるのが悲しいのである...
種田山頭火 「其中日記」
...酒に飲まれるほど弱い私よ...
種田山頭火 「其中日記」
...――酒に飲まれるな...
種田山頭火 「松山日記」
...途中で船頭に飲まれるのをひそかに恐れて居た...
田山花袋 「朝」
...酒を飲まれるのですか?』少時(しばらく)して又訊出(きゝだ)す...
永井荷風 「一月一日」
...それでも猫いらずなんか飲まれるより...
永井荷風 「来訪者」
...酒のない猪口(ちょく)が幾たび飲まれるものでもなく...
広津柳浪 「今戸心中」
...郷里に居るとき少年の身として自由に飲まれるものでもなし...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...茶をがぶがぶと飲まれる...
三木清 「西田先生のことども」
...その跡で飲まれる...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...麦酒は盛んに飲まれる...
森鴎外 「金貨」
...それ以外にタッタ一人でお酒を飲まれるのは自宅の晩酌以外に絶対に無いと云ってもいい...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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