...俺に酒を飮ました...
石川啄木 「病院の窓」
...水を大きなコツプに三四杯飮み...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...かの女をかの女自身の意志でだが毒を飮ませまでして一旦取り返した...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...掬つて飮んで見たくなる...
海野十三(佐野昌一) 「南太平洋科學風土記」
...それから二人で近所の牛肉屋に這入つて酒を飮んで...
高濱虚子 「俳諧師」
...是等種々の土器の存在(そんざい)に由つて考(かんが)ふるにコロボツクルの飮み物は湯水(ゆみづ)のみには非(あら)さりしが如し...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...と藥水(やくすゐ)を飮干(のみほ)すとやがて眩暈(げんうん)したる思入(おもひいれ)にて...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...角(かど)の店(みせ)で自棄酒(やけざけ)飮(の)んで怒(おこ)つてたつけぞ」一人(ひとり)が自慢(じまん)らしく新(あらた)な事實(じじつ)を提供(ていきよう)した...
長塚節 「土」
...「昨夜主人が飮んだ酒の殘りはないのか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一滴の飮物(のみもの)でも一片(ぺん)のパンでも咽喉(のど)をつまらせるやうな氣持がしたので...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...なほ身を屈(かゞ)めて尊い水を飮む...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...酒こそ飮むけれどおやぢは善人で...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...貴族趣味についても自分は「新嘉坡の一夜」の何處から推斷された非難なのか飮み込めない...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...紫玉は斯うして飮めば仔細は無いよといひながら...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...酒でも飮んでいなければ...
三好十郎 「肌の匂い」
...」「何つて云つて來たの?」彼は答へずにくず湯を一口飮んでみて...
横光利一 「悲しみの代價」
...飮食即是道、これは食本能、淫慾即是道、すなはち生殖、それから鬪爭即是道といつて、人間の鬪爭本能なんであります...
吉川英治 「折々の記」
...二三本も飮んだが...
若山牧水 「梅雨紀行」
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