...「寒煖食饌」が揃っているかどうか確認する...
...星君が連れた若い人夫が、食饌のあと片付、掃除、何くれとまめ/\しく立働くを、翁は喜ばしげに見やって、声をかけ、感心だと賞(ほ)める...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...日に二度も三度も方丈(ほうじょう)の食饌(しょくせん)に就き候えば如何なる健胃の人にても消化機能に不調を醸(かも)すべく...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...榛軒をして手を食饌の事に下さしむることがあつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その用途は次第に食饌(しょくせん)の方に片(かた)より...
柳田国男 「海上の道」
...すなわち神と人の食饌(しょくせん)を同じくする習慣とは反するのである...
柳田国男 「木綿以前の事」
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