...そうこうしているうちに池の岸全体にわたって食用蛙の鳴きごえがわいてきた...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...食用蛙(がえる)は恐かったわなあ...
谷崎潤一郎 「細雪」
...しまいに食用蛙を殺して焼くねんわ...
谷崎潤一郎 「細雪」
...南側の方には食用蛙(がえる)を飼う池があり...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...南側の方には食用蛙を飼ふ池があり...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...南側の方には食用蛙を飼ふ池があり...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...食用蛙の醜怪を思ひ出させる位のものであらう...
萩原朔太郎 「詩の翻訳について」
...食用蛙がやかましく啼(な)きたててゐる...
林芙美子 「浮雲」
...太棹(ふとざを)の三味線でも聴いてゐるやうに、食用蛙が、ぽろんぽろんと雨滴のやうに何時までも二人の耳についてゐた...
林芙美子 「浮雲」
...やかましく食用蛙が啼きたててゐるせゐか...
林芙美子 「ボルネオ ダイヤ」
...食用蛙を捕まえてやろうと思っているのだが...
火野葦平 「糞尿譚」
...食用蛙が居るのか...
火野葦平 「糞尿譚」
...確かに食用蛙に違いないと思って探し廻ったがさっぱりわからんのだ...
火野葦平 「糞尿譚」
...食用蛙の姿は見えなかった...
火野葦平 「糞尿譚」
...食用蛙が捕まったら...
火野葦平 「糞尿譚」
...或いはとうとう食用蛙を見つけ出したのかも知れないと彦太郎は考えたが...
火野葦平 「糞尿譚」
...食用蛙は居らんで...
火野葦平 「糞尿譚」
...レニングラードに向かって驀進(ばくしん)する機関車と食用蛙を描いて東洋人が彼女の未来の夫であることを象徴するのであった...
吉行エイスケ 「恋の一杯売」
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