...食客が増えたので、店員さんも忙しそうだった...
...ホテルのレストランには、外国からの食客が多かった...
...食客が待つ間、先にお通しが出された...
...食客には、新鮮な魚を提供したいと思っています...
...食客が食べ終わった後に、店内の清掃を始めました...
...当時大将軍にいた伊藤は私を加えて三人の食客を養つていた...
伊丹万作 「私の活動写真傍観史」
...食客の出来る家を転々し始めました...
伊藤野枝 「ある男の堕落」
...今日の文人は最早社会の寄生虫では無い、食客では無い、幇間では無い...
内田魯庵 「二十五年間の文人の社会的地位の進歩」
...食客になると言つた處でさう容易に食客になれるものでは無し...
高濱虚子 「俳諧師」
...また/\父子草居――これは私の命名――の食客となつた...
種田山頭火 「旅日記」
...彼は『彼女を許し』そして帳簿を投げ出して彼女の食客になってしまった...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「マリ・デル」
...また先生の家に食客となって日常親しく先生の人に接近することのできた幸運の人たちもある...
寺田寅彦 「柿の種」
...食客連の放言高談には寛大である老女も...
中里介山 「大菩薩峠」
...奥平の世話で山本の家(いえ)に食客(しょっかく)に入込(いりこ)みました...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...)の市長のR氏の紹介で天狗洞の食客となつた時は...
牧野信一 「天狗洞食客記」
...食客は江戸若(もし)くはその界隈(かいわい)に寄るべき親族を求めて去った...
森鴎外 「渋江抽斎」
...前年に来(きた)り嫁した五百(いお)が、老尼の物語を聞いて気の毒がって、遂に食客にした...
森鴎外 「渋江抽斎」
...秋元家の家老曾根家の上屋敷に食客となって...
吉川英治 「江戸三国志」
...常に多くの食客を養っているという...
吉川英治 「三国志」
...そこに食客となっている李粛に会った...
吉川英治 「三国志」
...新田義重の食客となり...
吉川英治 「私本太平記」
...いくら大事な食客殿としても...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...十四紋太夫の手飼の家来やら食客らしい者など...
吉川英治 「梅里先生行状記」
便利!手書き漢字入力検索