...赤旗を倒して白旗を飜し...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...石川三四郎二氏と共に月刊「新紀元」に基督教的社會主義の旗幟を飜した...
石川啄木 「小説「墓場」に現れたる著者木下氏の思想と平民社一派の消息」
...飜然(ひらり)と母親の手に留(と)まる...
泉鏡花 「印度更紗」
...膝の上に飜然(ひらり)と一葉...
泉鏡花 「婦系図」
...その時分またビェリンスキーの美論の一部を飜訳した事があった...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...それでも二葉亭の飜訳としてはかなり不手際(ふてぎわ)であっても...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...どうかして娘の心持ちを飜えそうと...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...身を飜(ひるがえ)して逃げた...
太宰治 「乞食学生」
...蒲原有明や――さういふ人を通じて伝へられて来た西洋文芸の飜案がその主なる主張となつて居た...
田山録弥 「明治文学の概観」
...ドストエフスキーの飜訳小説の続きを読んだ...
豊島与志雄 「窓にさす影」
...待乳山の老樹鬱々(うつうつ)たる間より唯幾旒(いくりゅう)となき幟(のぼり)の貧しき鱗葺(こけらぶき)の屋根の上に飜(ひるがえ)るさまを以て足れりとなし...
永井荷風 「江戸芸術論」
...又維新の前後に僅々の著書飜譯書を以て一時に日本國の全面を一變して...
福沢諭吉 「帝室論」
...交互に慌(あわただ)しく己れの上体を米つきバッタのようにゼーロンの鬣の蔭に飜しながら尊大な歌を続けて冷汗を搾った...
牧野信一 「ゼーロン」
...私は同時にギリイズの飜訳を引用するが...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...他の哲學を模倣したり飜譯したりするのでなく...
三木清 「哲學はやさしくできないか」
...さて飜(ひるがえ)って東方の海岸にこの種の潟の少ない理由を考えてみるに...
柳田國男 「地名の研究」
...中村敬宇先生が自助論を飜訳し耶蘇教の洗礼を受けしが如き...
山路愛山 「明治文学史」
...しかしコルテスは頑として最初の声明を飜えさなかった...
和辻哲郎 「鎖国」
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