...必ず言語を行爲に飜譯しようとする...
石川啄木 「A LETTER FROM PRISON」
...浅葱を飜(かえ)す白浪や...
泉鏡花 「浮舟」
...」「また飜譯でも頼みに來たの...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...その時分またビェリンスキーの美論の一部を飜訳した事があった...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...へんぽんとして飜(ひるがえ)っているのであった...
海野十三 「二、〇〇〇年戦争」
...近代の外国文学の飜訳物を読んだりして起る反動が却つて緩かで...
丘浅次郎 「疑ひの教育」
...數もなき白旗殊勝(しゆしよう)にも宇治川の朝風(あさかぜ)に飜へせしが...
高山樗牛 「瀧口入道」
...二は五月二十五日付の約束の日本品授受についてペルリ側よりの抗議文の飜譯文のそれぞれに...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...問題はこの種の文学上の飜訳に止まることは出来ない...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...支那で佛教を最初に飜譯した時と玄弉三藏の時とは...
内藤湖南 「大阪の町人學者富永仲基」
...うつすことは単なる鏡より飜身して...
中井正一 「うつす」
...わさ/\と碎くる波は綿の如く白く飜る...
長塚節 「佐渡が島」
...私共を飜弄(からかつ)て居るに相違御座いません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一枚はづれし溝板のひまよりざら/\と飜(こぼ)れ入れば...
樋口一葉 「にごりえ」
...城中の外国方(がいこくがた)に飜訳(ほんやく)抔(など)の用はないけれども...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...何の書だか分らぬがこの蘭文を飜訳(ほんやく)して貰(もら)いたいと云うから...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...頭(てん)で創作を構へつけず飜訳ばかりに浮身を窶(やつ)してゐたので...
二葉亭四迷 「未亡人と人道問題」
...その飜譯を試みはじめしもその間の事なりき...
堀辰雄 「リルケ年譜」
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